朝日新聞を打ち負かした週刊誌に、元名物編集長が苦言「他山の石として襟を正せよ」
#出版 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
坪井は新体操団体競技の元日本代表で、「フェアリージャパン」の一員として北京五輪に出場している。やはり一昨年フライデーに撮られているが、それ以降半ば公然の仲で、坪井は錦織の出場する大会に同行しているという。
09年に錦織が右肘を疲労骨折した際、「もうコートに立てないかもしれない」と弱音を漏らす彼を励まし続けたという。
坪井は10年に現役を引退すると、早稲田大学のスポーツ科学部に在籍して運動生理学や栄養学などを学び、錦織に同行して身の回りの世話やマッサージなどしてあげているという。
彼女との交際を機に、テニスプレーヤーとして超一流選手の仲間入りを果たしてきたのだから、彼女を「あげまん」(別のテニス関係者)というのも、うなずけよう。人生をはすかいから見ることの好きな新潮でさえ「献身的な恋人」と見出しを打っているように、現時点でのお嫁さん候補ナンバー1であることは間違いないようだ。
親も公認の仲で、文春で坪井の母親がこう語っている。
「純粋で切り替えが早いところとか、お互いの性格がとても似ているので。兄弟のような感じなんじゃないでしょうか」
坪井は準決勝を見に行ったという。続けて、
「そんなに凄い試合をしているのかと思うくらい、普段は自然体で穏やかな方です。本当に素敵で優しい方です」
将来については? という問いには、
「それは本人たちが決めることなので……。この先はどうなるか分かりませんが、彼(錦織)だから(結婚する)ということではなく、娘が好きになった人が、たまたまこうなったと思っていますので」
非の打ちどころのないカップルとは、こういう2人をいうのであろう。来年早々にある全豪はもちろんだが、最高峰であるウインブルドンの決勝コートに立つ錦織を観たいものである。
さて、お待たせ。9月11日(木曜日)に、ようやく朝日新聞の木村伊量社長が謝罪会見を開いた。東電・吉田昌郎氏の調書を掲載した際、「命令違反で9割が撤退」としたことは誤りだったと認め、従軍慰安婦についての吉田証言についても、虚偽だとわかっていながら撤回が遅れたことを謝罪した。
遅きに失した感は否めないが、そこまで朝日は追い込まれたということであろう。私はNHK『ニュースウオッチ9』とテレビ朝日『報道ステーション』で会見を見たが、第一印象は「これが、朝日文化人の頂点に立つ人物か」というものだった。まるで中小企業のおっさんが(朝日も規模としては中規模会社ではあるが)、偽装問題で渋々謝罪を行っているようにしか見えなかった。
いや、自分が育ててきた会社の存立を賭けた会見ならもっと真剣に臨むはずだが、木村社長にも横にいた杉浦信之編集担当取締役にも、この重大な“誤報事件”が、朝日にとってどれほど大きなダメージを与え、この会見如何では朝日の存亡にかかわるという危機感が感じられなかったのは「遺憾」であった。
それは、池上彰氏の連載コラム掲載見合わせの判断をした時、「言論の自由の封殺であるという、思いもよらぬ批判があった」という言葉に如実に表れている。自社の見解と違うことを書いた社外の人間の原稿を検閲して掲載拒否することがメディアにとっての自殺行為だということを、このトップはわからなかったというのである。この一事をもってしても、この人はメディアの上にいる人間ではない。
辞任することを示唆したが、早くお辞めになったほうがいい。
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