プロレスラー南条隼人の“ストーカー殺人未遂騒動”がドロ沼化「これが演出なら……」
#事件 #プロレス
プロレスラーの殺人未遂騒動に、関係者もファンもビックリだ。京都のプロレス団体「FFF」の南条隼人が、同団体の運営者から「女性ミュージシャンNINAへのストーカー行為と殺人未遂」と告発されている。
団体側が発表した内容によると、9月3日、南条隼人が、以前から既婚者であるにもかかわらず、関連会社に所属するNINAへのストーカー行為を繰り返し「嫁と離婚するから結婚してほしい」と迫り、挙げ句「おまえを殺して俺も死ぬ」と首を絞め、30カ所以上もケガをさせるなどの被害を与え「殺人未遂罪で伏見警察署に連行された」とした。さらに、会社や関係者に多額の借金があることなども列記された。
会社の公式発表にしては感情的な文面との印象もあるが、これに対して南条は「事実無根」と反論。「相手の暴力から逃れようと抵抗はしたが、自分から手出しはしていない」としており、公表された発言や借金も全否定している。
伏見署の関係者によると「男女トラブルで110番通報があって警官が駆け付けたことは事実ですが、当事者たちが酒に酔った状態で話も食い違っていたので、捜査という形にはなっていなかった」という。
事件となれば、事の真相は警察の捜査により分かることだが、南條をデビュー時から知るプロレスラー、セッド・ジニアス氏は「彼はそんな恐ろしいことをする人物には見えない」と話す。
「93年に旗揚げしたPWCという団体で、当時“牛若丸”というリングネームだった南条と出会ったんですが、彼は体重が70キロほどしかなくて、よく練習中に頭を打って倒れ、一度は救急車で病院に搬送されたこともあったんですよ。旗揚げ戦に出た時も、実は1週間前に退院したばかりで、頭痛と嘔吐に苦しんでいる状態だった。試合でも、トップロープ越しにダイブしたら足がロープに引っかかって顔面から落下し、ヒヤリとしたものです。その後は成長して活躍していますが、日ごろはおとなしくて無口という印象。私はこれが事件ではなく、プロレスを盛り上げるためのストーリーだったら……と思うんですけどね」(同)
演出だったとしても度が過ぎた話という気がするが、いずれにせよ、殺人未遂とは殺人罪にほぼ等しい重罪で、有罪となれば通常5年以上の懲役に処されるもの。刑事事件となることがなかったとしても、これだけの騒動が公になってしまった以上は何があったかのかハッキリと説明する必要があるかもしれない。
(文=ハイセーヤスダ)
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