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日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > 岡村隆史のご意見番化にがっかり

ナイナイ・岡村隆史「錦織選手はゆとり」発言が物議……矢部浩之ラジオ降板は“相方のご意見番化”が原因か

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 テニスの錦織圭選手の活躍に対するナインティナイン・岡村隆史の発言が、物議を醸している。

 岡村は7日、司会を務める『THE MANZAI2014 認定漫才師50組大お披露目SP』(フジテレビ系)の会見に登場。全米オープン・男子シングルス決勝に進出した錦織について、「ゆとり教育でアホが増えた分、スポーツでガンッていく人が出たのかなと思います」と発言。さらに「『勉強したほうがええやろ』と思ってましたけど、早いうちに世界に目を向けてると、そんな結果出んねんなあ……」と語った。

 これに、ネット上では「ゆとり教育の目的は勉強以外に目を向ける時間を作ることだから、一理あると思う」と、一定の理解を示す声もあるが、一方で「錦織選手は早いうちから留学してるし、何より勝てたのは本人が努力したからでしょ」「これじゃあ、錦織選手がアホみたいじゃん!」といった反論や、「最近の岡村さんのご意見番気取りには、がっかりする」「岡村さんの、上からモノを言う感じが嫌い」「復帰してから、岡村ってこんなことばっか言ってるよね」という声が目立つ。

 約2年半前、ロンドン五輪にカンボジア代表で出場しようとしていた猫ひろしに参加資格がないと判断された際、岡村はラジオ番組で国際陸上競技連盟を批判。これを皮切りに、時事ニュースに関する発言が増え、中でもドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)への批判に対し、岡村が「これで放送中止になったら、もうテレビの未来はない」などと熱く語った際には、大きな話題となった。

 しかし、「的外れ」だと反感を買うことも少なくない。昨年4月、コーヒー飲料のCMで、AKB48・島崎遥香演じるOLが、同僚のICカードを借りてオフィスのゲートを通過するシーンが「セキュリティの観点で問題がある」として物議を醸した際、岡村は「島崎さんはAKB、芸能人で、芸能人はいつも(テレビ)局は顔パスですから。ぱるる(島崎の愛称)はOLじゃないですし、あそこに勤めてませんから。そんな(批判を)言ってたら、なんにもできなくなる」と擁護。ネット上では「そういう問題じゃない」「論点がずれてる」という声が相次いだ。

「岡村は、『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で持論を展開してきたが、その際、相方の矢部浩之は岡村の暴走を止めたり、ツッコミを入れて緩和する役目だった。しかし、同番組は10月に、岡村がピンでパーソナリティーを務める『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』へ改編される。矢部は、岡村の発言がスポーツ紙などに取り上げられ始めた頃、同番組内で『変わってきたなぁ、ナイナイのオールナイト……』と感慨深げに語っており、彼の降板の一因を“岡村のご意見番化”だと勘ぐるリスナーも少なくないようです」(芸能記者)

 かつては、芸人らしい“動きの笑い”が支持を集め、「ポスト志村けん」との呼び声も高かった岡村。彼は今後、どこへ向かっていくのだろうか?

最終更新:2018/12/07 18:57
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