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週刊誌スクープ大賞

ユニクロ、ワタミだけじゃなかった! “ブラック女帝”たかの友梨の厚顔無恥ぶり

 第2次安倍内閣初の内閣改造が終わったが、どうも評判は芳しくないようだ。重厚内閣だと見当外れの評価をしている御用評論家や新聞があるが、私に言わせれば、この内閣は「消費税増税&原発再稼働内閣」である。

 それは財務省の言いなりの麻生太郎を留任させ、自民党内を抑え込むために消費増税を野田佳彦前首相と決めた谷垣禎一が幹事長に据えられたことでもわかる。

 週刊誌の報道によると、小渕優子経産相は安倍首相が嫌いだということだが、もしそれが本当だとしたら、安倍は相当嫌味な人事をしたことになる。政府の原発政策も曖昧なまま再稼働に突き進めば、国会内だけではなく多くの世論を敵に回すことになる。それに、彼女が耐えられるとはとても思えない。将来の総理候補などとおだてられている彼女が、ぼろ切れのように捨てられる日が来るのではないか。

 現代によると、ここに来てからあらゆる経済指標が急降下を始めていて、再びデフレへ戻りかねないという。中でも深刻なのは、不動産販売の落ち込みだ。

「4月の消費税増税を前に、今年1~3月期には、住宅・マンション・不動産など大口の駆け込み需要が急増し確かしその後はぱったりと止み、4~6月の商業不動産投資額も前年度同期比マイナス15%と大幅に減っていることがわかった。『家やマンションを買うと、家具や身の回り品を揃えるため、1軒あたりおよそ150万円前後の追加需要も発生します。これらが4月以降は丸ごと消えてしまっているのですから、そう簡単に消費は回復するはずがありません』(アセットベストパートナーズ中原圭介氏)」

 東京短資チーフエコノミストの加藤出氏もこう話す。

「この先、消費税10%への再増税に踏み切り、日銀の掲げる年率2%のインフレ目標が達成されれば、実質賃金の低下分を勘案すると、再来年には安倍政権発足前に比べて約9%も物価が上がる計算になります」

 その上、谷垣幹事長をはじめ、財務省の言いなりの増税OK大臣が各省にシフトされた。もはや、10%への引き上げを安倍首相は決断していると見るのが当然であろう。

 少しは安倍のライバルになるかと思われた石破茂だが、「最後は『部屋なし・机なし・秘書なし』大臣をあてがわれ、唯々諾々と従った石破氏。安倍総理は『また座敷楼に押し込んでやった』と言わんばかりだった」(総理側近)

 ケンカもろくにできないことが露見した石破茂に従う者などいないと、現代は厳しく批判する。

 朝日新聞9月7日の「政治断簡」に、面白い川柳が永田町ではやっていると書いている。それは「石破氏を たたいて渡る 安倍総理」というそうだが、石破氏には耳の痛い戯れ唄であろう。

 では、アベノミクスがほぼ失敗するのが見えているのに消費税10%に引き上げることに対して「抵抗勢力」はいないのか?

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