ドルトムント復帰の香川真司、マンUでの“失われた2年”を取り戻せるか!?
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サッカー日本代表MFの香川真司が、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)から古巣のボルシア・ドルトムント(ドイツ)へ3季ぶりに復帰することが決まったと、大衆紙「ビルト」などドイツの複数のメディアが報じている。同紙によると、契約期間は4年で、移籍金は約800万ユーロ(約10億円)だという。
「香川の移籍についてはここ数日、取り沙汰されてきましたが、ようやく決まったという感じですね。ドルトムントのほかにもバレンシア(スペイン)からもオファーがあったようですが、欧州チャンピオンズリーグに出場権のあるクラブということで、古巣への復帰を決断したようです。メガクラブのマンUからのステップダウンを受け入れるのは苦渋の決断だけれども、世界最高峰の舞台で戦うことにはこだわりたいということでしょう」(サッカーライター)
香川は2012年にマンUに移籍したものの、2度の監督交代などで出番が激減。今季はリーグ戦の出場機会はなく、カップ戦1試合の出場にとどまっていた。
「マンUへの移籍金は1,600万ユーロ(当時のレートで約16億円)でしたが、今回はその半分ですからね。この2年間で大きくサッカー選手としての価値を下げたことになりますね。試合の出場機会が満足に得られず、そして試合勘が鈍ってしまったことが原因でブラジルW杯でも不調と、マンUへの移籍は失敗だったと言っていいでしょう。ドルトムント時代の同僚にドイツ代表MFのマリオ・ゲッツェがいましたが、当時はチームのエースは香川でした。しかし、この2年間で、ゲッツェはバイエルン・ミュンヘンというメガクラブへ移籍し、W杯ではご存じのようにアルゼンチンとの決勝戦で値千金のゴールを決めてドイツを優勝に導きました。この2年間の差は歴然ですよね。古巣へ出戻るのは香川にとって屈辱かもしれませんが心機一転、ここから4年後のロシアW杯へ向けて巻き返しを図りたいところですね」(同)
そんな香川だが、一部報道ではドルトムント復帰戦は9月13日のフライブルク戦が濃厚だとされている。
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