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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 高須院長がT○Sに激怒!?
初の自伝『筋と義理を通せば人生うまくいく』出版記念インタビュー

「頑張る嫌われ者を応援したい」高須院長が語る、清く正しい“タニマチ”人生のススメ

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――「昔は良かった」という話は、つまり……

高須 老人になったっていうこと。古い嫌なメモリーが落ちちゃって、選ばれたいいメモリーが残ってるってだけ。

――いじめと対峙する上で、一番大事なことはなんでしょうか?

高須 精神的に負けないことよ。肉体的には敵わなくても、決して負けは認めない。いつも闘争心を持つこと。自殺するくらいだったら、いじめたヤツに一服盛ってやったほうが気分がいいと思うんだけどね(笑)。でも「こいつは一服盛るかもしれない」と思われるようなヤツだったら、いじめられないか。

――いじめや偏見などの“外圧”と闘いながら、儲けたお金は寄付やボランティアに使う、「タニマチ」という生き方もこの本の大きなテーマですが、先生が支援を決める際のポイントはどんなところでしょうか。

高須 「誰も目をつけていない」かつ「僕が支援したら伸びるんじゃないかな」って思うことかな。基本的には嫌われてる人、ちょっと落ち目の人、いま不遇をかこってる人、そういう人ほどタニマチ心が燃える。すごく幸せになっちゃうとね……今の安藤美姫なんて、全然そういう気持ちが湧かないね。勝手にやれって感じ。

――本には「頑張る嫌われ者を応援したい」と書かれていましたね。

高須 別にもう彼女は嫌われてないしね。あんまり頑張ってなくても、仕事できてるじゃん。だから、そうなるまでの手助けができればって思うんですよ。それで目的は達成してる。

――いま応援したい人は?

高須 ダライ・ラマには全力投球してます。ダライ・ラマとは本当に仲良し。チべタン・チルドレン・ヴィレッジっていう、中国から逃げてきた孤児たちを収容する学校があるんだけど、そこに寄付したの。お礼にダライ・ラマ法王庁から招待状が来てる。僕のほうのスケジュールがキツくて、なかなか行けないんだけど。

――逆に「こういうヤツは応援したくない」と思うのは、どんなタイプですか?

高須 今回ね、「小保方晴子さん(への支援は)どうですか?」って結構言われたんですよ。でも、即答で「NO」。あの人はパッと見て、食わせもんだって分かったもん。勘がいいのよ、その辺は。要するに、「ウソつき」と「ズル」はダメ。

――例の会見でも、核心部分は何も話してなかったですしね。

高須 「コピペ」とか「写真のすり替え」とか聞いた時点で、あぁダメだなと。研究の根底が揺らいでいるから、僕としては関わり合いたくない。でも、あの時は世論の半分くらいは「小保方さんは悪くない」だったよね。

――「かわいいんだから許してやれ」という(笑)。

高須 それはみんな素人だからですよ。論文の出だしでウソをついた人を、信用できないでしょ? 土台が揺らいだら、その上にどんな立派な建物立てても、すぐ崩壊しちゃう。ナインティナインのラジオで岡村(隆史)くんに「院長、応援してあげたらどうですか?」って提案されたから、逆に「君なら応援してもいい」って言って番組(オールナイトニッポン)のスポンサーになったよ。小保方に支援するくらいなら、君たちの番組を応援するって。

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