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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 高須院長がT○Sに激怒!?
初の自伝『筋と義理を通せば人生うまくいく』出版記念インタビュー

「頑張る嫌われ者を応援したい」高須院長が語る、清く正しい“タニマチ”人生のススメ

_MG_3048.jpg撮影=後藤秀二

 幼少期の壮絶ないじめ体験、美容外科での成功を手にした後の医師免許停止処分、100億円という莫大な借金……濃密すぎる人生を歩んできた高須クリニック院長、高須克弥氏。そのすべてをつづった『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)の出版を記念し、高須氏に“タニマチ”としての生き方を伺うはずが……事態は風雲急を告げる。インタビュー冒頭で、パートナーである西原理恵子氏が合流という僥倖。さらに取材中、某テレビ局と高須氏との間にトラブル勃発! 闘い続ける男、高須克弥の荒ぶりを目撃した。

――今まで何冊も本は出されていますが、“自伝”は今回初めてなんですね。

高須 自分のことって、恥ずかしいじゃないですか。だけど、もう70になるからね。確かノムさん(野村克也氏)も、70歳のパーティーをやった頃が一番輝いてた。サッチー(野村沙知代氏)もそうだったなぁ。あ、デヴィ夫人は今も元気いいか。でも、だいたいの人が70過ぎると急に老け込んじゃうのよ。人間って、老ける時はガクッと老けて、その後バタッと死んじゃうから。僕もいつ死んじゃうか分からないから、その前にいろいろと誤解を解いておいたほうがいいなと思ったのね。

――デヴィ夫人、以前日刊サイゾーでもインタビューさせてもらいましたが(記事参照)、70歳でイルカに乗ったり、そりゃもうお元気でした。

高須 デヴィ夫人とサッチーはいいライバルだと僕は思ってる。うちの息子の結婚式にね、デヴィ夫人とサッチーと両方呼んだの。同じテーブルにしたら、ずっとにらみ合ってた。それで、サッチーのほうが「私帰る!」って席を立ったら、デヴィ夫人それから上機嫌(笑)。

――同じテーブルとは、また……。

高須 そう? でもさ、結婚式とか葬式とかって、呉越同舟じゃない? だから「なんであんなのと一緒にするのよ?」とか言わないと思ってたの。それもあって、この前開いた僕の誕生日パーティーの時は、二人が会わないように、一人はバルコニーで、一人は一階下のテーブルで、死角になるようにしたよ。二人とも最後までいたよ。そうだ、あの時は浅香光代もいたんだった。ミッチーはあっという間に帰ったけど(笑)。

――役者がそろった!

高須 だって、仲悪いっていっても、それが売り物の人たちもいるでしょう。曙とボブ・サップなんて、本当はめちゃめちゃ仲いいんだもん。だから、ミッチーもサッチーもデヴィ夫人も、そういう芸なのかと思ったら「う~ん」っていうにらみ合い。本気だったんだよね。

――先生は、その真ん中にいらっしゃるんですね。

高須 僕はどっちの味方でもないんですよ。でも「敵と仲良くするヤツは敵」って、みんな思うんだよね。全方位外交は、友情ではなかなか難しい。

――友情では全方位外交を取る一方で、社会とはとことん闘うというのが先生のスタンスですよね。本にも書かれている、税務署との10年戦争もかなり壮絶でした。

高須 法律的にしっかりやれば、僕は無罪なんですよ。脱税っていうのは、そもそもウソの申告書を書くってことなんです。でも、僕は申告書を自分で(サインと捺印)書いてない。後から聞いたんだけどね、税務署は裁判やっている間は何やっても来ないんだって。やりたい放題なんだって。それ知らなくて、すっごい真面目に申告してた! 税務署は自分たちが「脱税だ!」って乗り込んでいったら、ほとんどの人たちは言うこと聞くと思ってんの。それが「そうは思わん! 最高裁まで闘っちゃる」って言われたら、担当者はその後、その件に何年もかかりっきりになるから出世できないらしい。それについては、悪いことしたなって思ってます。

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