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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > テレ東のゾンビドラマに批判殺到

“パクリ疑惑”のテレビ東京『玉川区役所 OF THE DEAD』、番組Facebookに批判殺到中!

tamagawa0827.JPG【ドラマ24】玉川区役所 OF THE DEAD: 番組情報 : テレビ東京 より

 福満しげゆき原作の漫画『就職難!!ゾンビ取りガール』(講談社)に設定が酷似していると話題になった10月クールの連続ドラマ『玉川区役所 OF THE DEAD』(テレビ東京/金曜深夜0時12分~)が、同局のサイト上にあらすじを公開した。

 ことの発端は今月11日、ニュースサイトで同ドラマの設定について報じられると、「週刊Dモーニング」(講談社)で連載中の『就職難!!ゾンビ取りガール』と「酷似している」と、ネット上で話題に。すぐに福満氏がドラマに関与していないことが判明し、さらにドラマの監督を務める河原雅彦氏が、「ゾンビ愛あふれる僕ですから、これまでにない世界観を発明しました」とのコメントを発表したため、河原氏に批判が集中した。

 『就職難!!ゾンビ取りガール』は、2003年に福満氏が「アックス」(青林工藝舎)で発表した漫画『日本のアルバイト』のリメイク版として、12年から連載。無害なゾンビが街を徘徊する日本を舞台に、ゾンビ回収会社に勤めるモテない青年や、就職難からやむを得ず入社したかわいい新人バイトの女子を中心に、日常がユルく描かれている。物語序盤では、新人バイトが辞めないように青年が気を遣う姿や、ゾンビを効率的に捕獲するための道具を試作する様子が、ほのぼのと展開する(試し読みはこちら)。

 一方、『玉川区役所 OF THE DEAD』の公式サイトで発表されたあらすじは、以下の通り。

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16年前、メキシコ西部に“死なない人間”いわゆるゾンビが発生、急激に増加していった。ゾンビに噛みつかれてウイルスに感染した人間は、潜伏期間を経てやがてゾンビとなり、雪だるま式に新たなゾンビを生んだ。また、ウイルス保有者との性行為も感染ルートとなっていることがわかった。国は、まず被害が大きいところに自衛隊を派遣。戒厳令もしかれたが、ウイルスの研究が進み予防接種によってかなりの確率で感染が抑えられるようになると、感染者やゾンビ発症者が激減した。鎮圧隊は国家管轄から都道府県の管轄になり、徐々に規模が縮小。ゾンビは動きが遅く力も弱いこともあって、それほどの脅威にはならないという認識が一般化し、その存在は日常化していった。

20XX年の日本。他の課からワケありで異動してきた職員ばかりが集まる玉川区役所の特別福祉課の主な仕事は、特別保険対象者(通称『特保』:ゾンビウイルスを保有している住民または発症してゾンビ化した住民)の管理と捕獲。ウイルス感染を未然に防ぐため、定期健診や予防接種なども行っている。赤羽晋助(林遣都)も、そんな特別福祉課の1人だが、どうにもやる気が起きない。25年間、彼女と呼べる相手もおらず、パッとしない毎日を送っていた晋助。ところがある日、「ゾンビは一匹残さず全てぶち殺す!」と息巻く“超武闘派”の女の子が新人として配属されてきて…!

ゾンビに感情移入してしまう主人公の「人間としての心の葛藤」と、やがて来るゾンビパニックに立ち向かう姿を描く、コメディタッチのヒューマンドラマ!

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 似た部分もあるものの、ゾンビの発生経緯など、漫画では描かれていない内容も多分に見受けられるため、“パクリ”か否かは計ることができないが、今回あらすじが発表されたことで、ネット上では物議が再燃している。

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