「アジアに学校を作りたい」“元アウトローのカリスマ”瓜田純士が“最後のフィクサー”朝堂院大覚に直談判!!
#瓜田純士
朝堂院 世直しプロジェクトやな。
瓜田 そうです。夜の街である程度鍛えてきたああいう連中が、そろいのユニフォームを着て、名前はレッド・ベレーでもホワイト・ベレーでもなんでもいいから、空き缶拾いをして、倒れてるママチャリを起こして、酔っぱらいがケンカをしてたら止めて「お父さん、今日は電車で帰りましょう」と諭して。そういうパトロール活動を民間人でやらせてくれっていう話が通れば、日本全国から若者が集まると思うんです。それを全部、僕がリーダーとしてまとめ切る自信があるんですよ。
朝堂院 だったら、それをやれよ。
瓜田 やる気です。ただし、そのためには、あともうひとひねりが必要です。一冊の本だけでは、ただの美談、きれいごとで終わっちゃう。だからもう一つ大きな花火を上げるという意味で、前田さんが主催するアウトサイダーのファイナルマッチで、世界的に名が売れているケンカ師と、僕は試合をやりたいんです。みんながキンタマ縮み上がっちゃうような奴と、1分でいいからやりたいんです。
朝堂院 自爆テロ的なファイトをやらなきゃいかんな。
瓜田 まあこれまでも僕は身を削って、そんなことばかりやってきましたけど、今回それをまたド派手な形で再度やって、その影響力で、くすぶってる不良や元格闘家たちを世直しパトロール隊みたいな感じで束ねていけば、みんなの居場所もできるじゃないですか。その活動が認められ、いつかNHKが特集してくれて、「こんな若者たちがいるんだ」っていうことが世間に広く認知されるようになればいいなと思います。一冊の本で世間が僕の味方についてくれたように、やっぱり最大の味方は世論なんで。実際、さっきの会場にいたような屈強な若者が40~50人単位で各地域を歩いてパトロールすれば、街は平和になるはずです。ヤクザだってきっと、応援してくれる側になると思うんです。器量あるヤクザであればね。
朝堂院 活動を続けて行けば、必ず治安は良くなるだろうな。
瓜田 その活動が話題になったときに、「総裁、これだけ大きなグループになりました。なのでそろそろいろんな政治家に口をきいてほしいんです」と頭を下げにくるかもしれません。ちなみに僕の構想は、日本だけには収まりません。カンボジアでも、マレーシアでも、ベトナムでも、バングラデシュでも、最近いろんなことで騒がしい中国でも構いませんが、ゆくゆくはアジアに進出したいんですよ。
朝堂院 アジアのそういうネットワークでも、実力のある者が進出すれば成功するわけや。その先例を後藤忠政が作ったからな。最悪の事態でカンボジアに避難した男が地獄の底から蘇り、いまやカンボジアでは国のトップに伯爵の称号をもらって、首相と手を組んで軍隊を動かしてるわけやから、こりゃ立派なもんや。
瓜田 素晴らしいですよね。ちなみに僕は、アジアに学校を作りたいんですよ。日本に来たいという人々のために、あるいは貧しくて学校に通えない子たちのために、読み書きを教える。ろくすっぽ学校に通わなかった僕らのような連中でも、ちょっとした日本語なら教えられるじゃないですか。それと、ちょっとした礼儀と、所作と、最低限の身の守り方。「街は助けてくれない」っていう持論を教えるために、学校を作って、政府のバックアップなども得ながら活動を続けていけば、世界にまた、日本の武道の素晴らしさや、日本の熱さが伝わって、海外の人々からも支援されるようになるんじゃないかと思うんです。いまやすっかりマイノリティになってしまった日本ですが、居場所をなくしてエネルギーを持て余してる連中のパワーを集結させれば、もう一回、グローバルに巻き返せると思うんです。今日はそういう僕の思想を総裁にどうしてもお伝えしたかった。
朝堂院 わかりました。また、ワシのインターネットのテレビに出てもらって、話の続きを聞きましょう。
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