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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 瓜田純士が朝堂院大覚に直談判!

「アジアに学校を作りたい」“元アウトローのカリスマ”瓜田純士が“最後のフィクサー”朝堂院大覚に直談判!!

1NPS_1846s.jpgインタビューを受けながら“獲物”を探す瓜田。

――言いたいことは、それぞれ別ですか?

瓜田 別ですね。

――前田さんが来たら、何を言うつもりですか?

瓜田 2008年、前田さん主催の『THE OUTSIDER(アウトサイダー)』の旗揚げ戦に参戦したころは、僕もまだ子どもだったんで、若気の至りでかみ付いたりなんだりしました。だけど、あれから5年以上の歳月がたち、僕も揉まれて大人になって、一冊の本(遺書)で関東連合を実質的に解体させるほど成長しました。一方のアウトサイダーも大きな興行に成長しましたが、そろそろエンディングが近いんじゃないでしょうか。前田さんはきっと今、振り上げた拳の落としどころを探しているんだと思う。だったら起承転結って言葉がある通り、終わりには、旗揚げ戦の面子を全員集めるのが一番きれいなんじゃないでしょうか、という提案をしたいですね。

――つまり、「アウトサイダーのファイナルに瓜田を出せ」と直訴するんですか?

瓜田 僕もキンタマついてるんで、「出してください」と言う気はないです。「出てやってもいい」と言います。格闘王・前田日明、今は好きです。嫌いじゃないです。リスペクトする半面、若気の至りで突っ張っただけです。その前田さんには、「一時のはやりで自作ブランドのシャツを着て雑誌の表紙になっても、ブームが去った後、彼らの居場所はどうなる? そこまでの未来を考えているのか?」ということも聞きたいし、「僕がそうした面々の受け皿を考えている」ということも伝えたい。

――前田さんとは、久しく会っていないんですか?

瓜田 5年前にモメて以来、いつも「リングス」というフィルターが間に入ってしまい、直接しゃべる機会がなかった。ただ、前田さんは優しい方ですから、口にこそ出さずとも、僕のことをいろいろと心配してくれているものと察します。僕もあの人のことが心配です。コンプライアンスの問題であれも駄目これも駄目で、こいういう場にもなかなか来られないんでしょう。保身に走るのもまた一つの生き方ですが、格闘王なら堂々としていてほしいし、ノゲイラやヒョードルを呼んだ実績がある一流のプロモーターでもあるんだから、もし最後の幕を閉じる時が来るなら、この世でいちばんケンカの強い奴を呼んでほしいですね。タイソンはもう年寄りなんで、タイソンよりも有名で、世界でいちばん名前の売れてる若手。ほかの日本人じゃ、誰もがキンタマ縮み上がってチビッちゃうような。例えば、これもそんなに若くはないですが、キンボ・スライスとかね。一番センセーショナルで、一番カネのかかる奴を呼んでほしいです。俺は逃げも隠れもしない。そいつとやりたいです。アウトサイダーのファイナルが来るんだったら、そのカードをメインで実現してほしいです。客を呼べる自信があるんで。

――瓜田 vs キンボ。体重が全然違いますが、勝算は?

瓜田 勝ち負けはどうでもいいんですよ。それで半身不随になっても顔が砕けても関係ない。てめえで選んだ道だから。とにかく世界で一番メジャーなストリートファイターとやりたいですね。日本のストリートファイターは俺だっていう自負があるんで。国と国が戦争することに比べたら、リングの上で男と男が戦ったほうが愛もあるし平和じゃないですか。それを締めくくりにアウトサイダーの幕を閉じれば、あの人の男も上がるし、僕だけじゃなくみんなの株も上がるし、「アウトサイダーはつまらなくなった」という声をかき消すこともできる。このプランを飲むか飲まないかで、あの人の器量が問われるんじゃないですか? ここで僕に声がかからなかったら、「つまんない人だな」ってことになっちゃう。僕は格闘王に期待してますよ。これが今日、前田さんに会えたら伝えたいことです(編注:この日は結局、前田日明の来場はなかった)。

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