仲間由紀恵が『SAKURA』で主演に返り咲き! 脇役で見せた「主演専門女優」のプライド
#ドラマ #仲間由紀恵
女優の仲間由紀恵(34)が、10月スタートの連続ドラマ『SAKURA~事件を聞く女~』(TBS系/月曜20時~)で、『サキ』(フジテレビ系)以来、約1年半ぶりに民放連ドラで主演を務めることが分かった。
仲間が刑事ドラマで主演を務めるのは、泉ピン子とW主演を務めた『ジョシデカ!-女子刑事-』(TBS系)以来、7年ぶり。『SAKURA』では、極秘潜入捜査官の水沢桜を演じ、佐藤隆太演じる熱血刑事とタッグを組むという。
仲間といえば、“ヤンクミ・ブーム”を巻き起こした主演ドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)のヒット以降、よっぽどの大作か、スポンサー絡みの理由などがない限り、「主演以外、受け付けない女優」として知られてきた。そのため2007年、事務所の後輩である石黒英雄主演の深夜ドラマ『エリートヤンキー三郎』(テレビ東京系)に“謎の占い師”役で出演した際には、「あの仲間由紀恵が!?」と話題に上るほどだった。
しかし、12年あたりから主演作が振るわなくなり、『恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方』(TBS系)、『ゴーストママ捜査線~僕とママの不思議な100日~』(日本テレビ系)、『サキ』と3作連続でコケてしまった。
「当時は、『仲間ではもう、数字は取れない』という空気が業界内で流れていました。また『ごくせん』以降、仲間の所属事務所は、局に相当強気に出ていましたから、『ほれ、見たことか』と内心笑っていた局員も少なからずいました」(テレビ関係者)
しかし、1年ほど前から異変が。仲間は、EXILE・AKIRA主演の深夜ドラマ『ハニー・トラップ』(フジテレビ系)に出演。過去の出演作からは考えられない扱いに、業界内で驚きの声が上がった。
さらに続けて、放送中のNHK連続テレビ小説『花子とアン』に“2番手”で出演。制作発表会見では、ヒロインの吉高由里子と横並びの立ち位置が用意されるなど、仲間側への気遣いが見られたが、宣伝では吉高のみのビジュアルがメインに使われた。
「視聴率も絶好調の『花子とアン』だが、作品を大きく引っ張ってきたのは吉高ではなく、ヒロインの親友を演じた仲間だと評判。視聴者からは、『主役を食っている』という声も多く、業界内での評価も高い。『SAKURA』の主演も、そんな『花子とアン』での存在感が評価され、配役に至ったそうです。これまで、タレントの扱いに口うるさいことで有名だった仲間サイドですが、プライドを捨てて仕事選びの基準を落としたことが、功を奏したといえます」(同)
あらためて実力を世に示した仲間。浮き沈みを経験し、女優として一皮剥けた彼女にますます注目したい。
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