HKT48・指原莉乃が“話題作り”の極意を伝授「炎上しても、コントロールする自信あります」
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HKT48・指原莉乃が自身の著書で、“アンチ”による悪口や、漫画家・小林よしのり氏から嫌われていることに対し、胸のうちを明かした。
11日に発売された著書『逆転力 ~ピンチを待て~』(講談社)の中で、「私は、アンチが多い」と言い切る指原は、「そもそも悪口を言うのは、(対象者が)気になっているから」「一周回ってそれは、好きと同じなんじゃないのかな」と持論を展開。“ハロヲタ”(ハロープロジェクトのアイドルのファン)だった素人時代、ネット巨大掲示板「2ちゃんねる」に、「このコを推したらダメだろ、運営!」などと書き込んでいた過去を思い返し、「言葉の強さほど強い気持ちじゃなかった」「“推し”をアピールするための、ネタだった」ということに気付いたという。
また、AKB48ファンで知られる小林が以前、ブログで「指原のことが嫌い」と公言した際、指原は「ラッキー」と思ったといい、「テレビやラジオでよしりんに嫌われているという話をしまくって、よしりんにまた嫌われて、対決の構図を強化しました」と、自身の計算高さを告白。さらに、「話題がないことが一番怖い」と綴り、「話題になるような燃料を見つけて自ら投下する。たとえ炎上したとしても、コントロールできる自信はあります。なぜかというと子供の時から、2ちゃんねるばかり見てたから。火加減がうまいんです」と、自信を覗かせている。
指原といえば、同書の発売日に「逆転力読んだら彼氏できました!!!!さっしー大好き!ありがとう!!!逆転力最高!!!!」とツイートした直後、「アカウント間違えたよ」と訂正。ネット上では、“誤爆”か、自作自演を装ったシャレか、はたまた炎上を狙った本の宣伝か……とファンを惑わせ、話題となった。
また、6日深夜放送のラジオ番組『AKB48のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)では、ネットのアンチコメントについて「その人より指原のほうが幸せだもん。そう思ったら、我慢できる」と発言。アンチから呼ばれている「ゲロブス」という俗称までも自らネタにし、このことが大手スポーツ紙などに取り上げられた。
これらの発言は、すべて同書の内容とリンクしている。指原はどうやら、ファンやアンチ、マスコミなどの特性を踏まえ、巧みに本の宣伝を展開しているようだ。
その効果もあってか、ネット書店「Amazon」のランキングでは、「新書」「タレント本」部門ともに1位を獲得し、本全体のランキングでも4位と健闘(12日現在)。Twitterフォロワー数約40万人を誇る彼女だけに、今後のツイート次第ではさらに売り上げを伸ばす可能性もありそうだ。
現役アイドルでありながら、したたかな手の内を明かした指原。彼女の策士ぶりがうかがえる同書は、今後も波紋を広げそうだ。
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