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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 村上春樹の過去と「大麻解禁」

大御所作家・村上春樹の「ドイツ大麻パーティ」に見る“マリファナ解禁”の是非

「僕が人生で本当のことを言えるのは、これから何度あるだろうか。
 人生で、涙ぐむほど美しいものを見ることは、悲しみに声を枯らすことは、お別れのあいさつを書くことは、好きな人と手をつなぐことは?
 数えたら、きっと拍子抜けするだろう。
 いま人生を始めたばかりの薄い肩に、どこまでも水平線が広がっている。
 あまりにも短い航海の間、僕は何度心から生を叫べるか、正の字をつけて数えておこう。
 この人生の幕引きに笑ってお辞儀ができたなら、僕はきっと幸せです」

 報道によれば、未だにA子は殺害した同級生へのお詫びの言葉を口にしていないという。彼女は悪魔のような家庭が排出したモンスターではない。裕福で知的な家庭に育ち、そのままいけば希望の「検事」になることもできたかもしれないのだ。

 父親の責任は重いとは思うが、他人事ではない。なぜ彼女が歪んでいってしまったのかを徹底的に検証しなければ、第二第三のA子が出てくること間違いない。

 さて、小保方晴子さんを入れてSTAP細胞の検証が始まったというのに、彼女の力になり、ボディガードを務めるとまでいっていた笹井芳樹氏が自殺してしまったのは大きな衝撃を与えた。以下は新潮に載ったNHKスペシャル(7月27日放送)が報じた笹井氏と小保方さんのメールである。

「小保方さん、本日なのですが、東京は雪で、寒々しております。そんなこんなで、残念ん(ママ)ながら、早くラボに帰るのが難しい可能性があり、直帰になるかもしれません。(中略)2回目の樹立のライブイメージングは、ムービーにしてみたら、どんな感じでしたでしょうか? では、また明日にでも見せてくださいね。小保方さんとこうして論文準備が出来るのをとてもうれしく、楽しく思っており、感謝しています 笹井」

「笹井先生 いつもお世話になっております。寒い日が続いておりますが、お体いかがでしょうか?」

 放送後の8月5日、STAP細胞論文の主要著者の一人で、小保方ユニットリーダー(30)の指導役を務めていた理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB、神戸市)の笹井副センター長(52)が自殺したのだ。

 新潮の記事は笹井氏が自殺する前に書かれたもの(今週は合併号のため最終校了日は4日〈月曜日〉の夕方で6日〈水曜日〉発売)だから、自殺を仄めかす箇所は何もない。

 ほとんどの週刊誌が合併号のため、後追いするにしても2週間遅れになる。これは単なる推測でしかないが、男女関係ではないかということも含めてさんざん書き散らされた笹井氏が、最後に週刊誌が一番悔しがるタイミングで命を絶ったのも、偶然とは思えない。

 合併号ではない週刊朝日が比較的詳しくこのことを報じている。これが今週の第2位。

 大阪府内に住む笹井氏の母親の知人女性がこう明かしている。

「芳樹君が亡くなる3日前、お母様と電話でお話ししました。その時、『芳樹がどこにいるか、居場所がわからなくなっていて、家族で探し回っていた』と、困惑されていました。大丈夫ですか、と尋ねると、お母様は『(医師の)兄さんが“無事か”と出したメールに芳樹から“元気ではないけど、生きています”という返事がとりあえず来たので安心した』と」

 またこうもいっていたという。

「あの子は、週刊誌などに書かれた小保方さんとの仲などについて、『あんなことは絶対ないから信じてほしい』と言っていた。理研について、『クビにするならしてくれればいいのに。アメリカで研究したいのに、なかなか切ってくれない』と愚痴をこぼしていた」

 笹井氏の遺書の内容については理研関係者がこう語る。

「『小保方さん』と手書きされた封筒入りで、パソコンで作成された文書でした。『1人戦っている小保方さんを置いて、先立つのは、私の弱さと甘さのせいです。あなたのせいではありません。自分のことを責めないでください。絶対、STAP細胞を再現してください。それが済んだら新しい人生を一歩ずつ歩みなおしてください』などと、彼女を気遣うような内容でした」

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