May J.は「ありのままで」を英語で歌うべき? “お前じゃない”の声に本人が反論「全世界で、そういう仕組み」
#May J.
ディズニー映画『アナと雪の女王』のエンドソング「Let It Go~ありのままで~」を歌うMay J.が、10日放送の密着ドキュメンタリー番組『情熱大陸』(TBS系)に出演し、世間の無理解に対して本音を漏らした。
May J.は、「『なんで、エンドソングはMay J.が歌ってるの?』っていうふうに思ってる人が多いっていうのが、う~ん……」と、険しい表情を見せ、続けて「全世界で必ず、劇中歌とエンドソングっていうのは、アレンジが違う。そして歌ってる人も違うっていう共通があるんだけど、それを理解されてないのがすごく残念」「そういう仕組みなんだけどな」と、『アナ雪』の世界的な“決まりごと”を説明。視聴者に理解を促した。
同映画のヒット以降、劇中で「Let It Go」を歌う松たか子の歌声が高い評価を受け、大きな話題に。しかし、メディアで同曲を披露するのはMay J.だけという状況に、「聞きたいのはMay J.の歌声じゃない」「勘違いしてる」という辛らつな声が続出。6月にインタビューで「(大みそかのスケジュールは)今から空けてあります。仮で『紅白』と書いてあります」と語った際にも、「わざわざ言うのがあざとい」「お前じゃない」といった批判が目立った。
さらに、『情熱大陸』でのくだんの発言については、ネット上で「本人も気にしてるんだな」「さすがに気の毒になってきた」という擁護派がいる一方で、「仕組みを理解してないんじゃなくて、May J.の歌声に飽きただけ」「みんな、May J.の便乗商売が鼻についてるんだろ」といった書き込みが少なくない。
「May J.は、英語、日本語、ペルシア語などを操るマルチリンガルで、英語で歌うのがもっとも得意。彼女の場合、歌唱力は誰もが認めるところだが、日本語だと感情が乗りにくい部分が否めない。『情熱大陸』でも、ヴォイストレーナーから『(May J.は)ツルツルと日本語を言ってしまう。そこに“(歌が)うまい”が付いてしまうと、飽きられやすい』『(May J.の場合は)英語のほうが表現力で歌える』とダメ出しされる場面があった。それを裏付けるのは、先月出演した『ミュージックステーション 3時間スペシャル』(テレビ朝日系)。そこで、『Let It Go』の英語バージョンを披露すると、視聴者から『日本語バージョンよりも、圧倒された』『May J.の歌声が、すっと心に入ってきて感動した』と大好評だった。しかし本人は、『日本語でも、英語と同じように表現したい』という思いが強いため、悩みは深まるばかりのようです」(芸能ライター)
水面下では、すでに『紅白』への出場が決まっているといわれるMay J.。今後、世間の「お前じゃない」の声を打ち消すことはできるだろうか?
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