「生まれたての赤ちゃん」は、どうやって調達してる!? 芸能界“赤ちゃんモデル”事情に迫る!
#テレビ辛口研究所
NHK朝ドラなどをはじめ、テレビドラマを見ていると、時々「生まれたての赤ちゃん」が出てきて、ビックリすることがある。
いわゆる「おめめクリクリ&かわいい、オムツCMの赤ちゃん」みたいな感じじゃなく、首がすわっていないのはもちろん、まだシワシワで目もはっきり開いていないほどで、肌も赤い、文字通りの「赤ちゃん」だ。
こういう赤ちゃんって、街中でも見かける機会はほとんどないのだが、いったいどこで、どうやって探すのだろうかと不思議に思っていた。
ネット上には、「某局の関西支局は近くに病院があるから、そこで調達する」などのウワサもあるけれど……。あるいは、モデル事務所・タレント事務所などで、出産予定のモデル・タレントのスケジュールを常に押さえていたりするのか。
赤ちゃんタレントが多数所属する「セントラル子供タレント株式会社」に聞いた。
「生後2~3日とか1週間以内といった、本当に生まれたての赤ちゃんがドラマなどに出るケースはごくまれで、そういった場合は、たいていスタッフの知り合いや身内を用意すると聞きますよ」
同社では、赤ちゃんモデルは「1カ月検診を終えてから所属」という規定になっているそうで、理由は、「1カ月検診前は赤ちゃんに免疫力がないため、赤ちゃんに生命の危険など、万が一何かあったときに、責任を取れないから」だそう。
確かに、「赤ちゃんの外出は、1カ月検診が済んでから」とは一般的によく言われること。
「ですから、たいていはドラマなどで『生まれたばかりの赤ちゃん』という設定でも、リアルには生後1~2カ月の子を起用しているケースが多いんです」
では、「赤ちゃんモデル」仕事でいちばん依頼が多い時期は、いつなのだろうか?
「オムツCMなど、漠然と『赤ちゃん』という依頼で最も多いのは、『生後3、4カ月~1歳未満』の時期ですね。首がすわっていて、かつ『誰が見ても赤ちゃん』という基準です」
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