ジャニーズ後継者争い「飯島派 VS ジュリー派」テレビではどっちが有利?
#ジャニーズ #数字で読み解くテレビ
このところ、所属タレントのスキャンダルが頻発しているジャニーズ事務所だが、内部では現社長・ジャニー喜多川氏の後継者争いが注目されている。ジャニー社長の姪である藤島ジュリー景子副社長と、SMAPを育てたチーフマネジャー・飯島三智氏の2人にタレントがそれぞれ振り分けられ、マネジメントを行っているようだが、その管轄ごとに異なる売り出し方や、露骨なまでの対立関係にはファンから賛否両論が上がっている。そこで今回は、両陣営の所属タレントの出演回数から、後継者としてどちらが有利なのかを調べてみた(※飯島派:SMAP、山下智久、Kis-My-Ft2、SexyZone、ジャニーズWEST/ジュリー派:嵐、関ジャニ∞、TOKIO、KAT-TUN、NEWS、Hey!Say!JUMPとする)。
■番組数ではジュリー派が大幅リード
両派閥の所属タレントの2011~14年の月間出演番組数をグラフにすると、下記のようになる(1番組に複数のメンバーが出演している場合も1回とカウント)。
飯島派は、2012年上半期から1090→1185→1207→1381→1635。対するジュリー派は、2372→2623→2640→2786→3303と、両陣営共に浮き沈みはあるものの、徐々に番組数を増やしているが、ジュリー派が常に2倍程度の差でリードしている。ところが2014年の7月になって飯島派が100回以上増やし、猛追。これはこの2年半になかった急増だが、詳しく調べてみると、SMAP稲垣吾郎の出演回数が、昼ドラマの再放送で増えたことなどが影響したようだ。
■プライムタイムでもジュリー派が優位
次に、時間帯をプライムタイム(18:50~22:50)に絞って再度検証してみた。
飯島派は、2012年上半期から402→438→402→498→525。ジュリー派は1010→959→1039→917→1171と、プライムタイムに絞ったグラフでは微増傾向が見られない。パッと見では、両陣営の差は埋まらず、番組数も安定しているように見えるが、細かく見るとジュリー派は減少傾向にあったのが、2013年7月以降は増加傾向。逆に飯島派は微増傾向が2013年12月をピークに低下傾向と捉えることもできそうだ。
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