ジブリ解散はない! 宮崎駿が語っていた『風立ちぬ』の次の映画
2014/08/02 13:00
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
画像はBlu-ray『プロフェッショナル 仕事の流儀 特別編 映画監督 宮崎 駿の仕事 「風立ちぬ」1000日の記録/引退宣言 知られざる物語』(NHKエンタープライズ)より
『思い出のマーニー』が好評上映中のスタジオジブリに、解散説が飛び出した。ジブリの代表取締役でプロデューサーの鈴木敏夫氏が今年春に解散を決断、ジブリ制作のアニメは「マーニー」が最後で、今後は版権管理のみを行う──こんなニュースを楽天系のニュースサイト・infoseekが紹介し、ちょっとした騒ぎになっているのだ。
事実なら相当ショッキングな話だが、しかし、実際にはこのニュース、かなり信憑性が薄いといわざるを得ない。
今回の報道の根拠になっているのは、おそらくジブリがスタッフの大量首切りを行っている点だろう。たしかにそれは事実で、ジブリは今年の春頃から作画スタッフを中心に契約打ち切りによる解雇を進めており、今はもう同社に作画スタッフはほとんどいなくなったともいわれている。
だが、それはイコールアニメ制作をやめるということではない。そもそもアニメーション業界で専属の作画スタッフを抱えている会社はきわめて少ない。ほとんどの会社は作品やプロジェクトごとにフリーの作画スタッフを集め、作品が終わると契約を解除するのが一般的なのだ。
最終更新:2014/08/02 13:00
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