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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > ASKAの謎の趣味にタモリ苦笑

ASKA被告の「20年以上前から」発言で思い起こされる、13年前『いいとも』でタモリに力説した“謎の趣味”

aska0522.JPG週刊文春が報じた「シャブ&飛鳥」の衝撃【文春e-Books】 [Kindle版](文藝春秋)

 覚せい剤取締法違反(所持・使用)罪などで起訴された歌手のASKA(本名・宮崎重明)被告が、20年以上前から薬物を使用していたことが発覚し、衝撃が走っている。

 当初、警察の取り調べに対し、「薬物使用は2~3年前から」としていたASKAだが、ここにきて「20年以上前から合成麻薬・MDMAなどの違法薬物を使っていた」「音楽活動で、眠気を取るために使った」などと供述。そのため、200万枚を超えるヒットを記録した「YAH YAH YAH」「SAY YES」制作時にも、薬物を使用していた疑いが浮上している。

 しかし、東京スポーツが報じた音楽関係者の証言によれば、2大ヒット曲が生まれた頃のASKAは「そこまでおかしくなかった」という。むしろ、ヒット曲が出なくなった90年代後半から、歌詞に「ドラッグ」や「シャブ」を連想させる言葉が目立つようになったそう。

 そこで思い起こされるのが、13年前の2001年8月8日、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の「テレフォンショッキング」にASKAがゲスト出演した際の、タモリの指摘だ。

 タモリは、ASKAの顔を見るなり「顔、ちょっとやつれてるけど大丈夫? レコーディング、そんなにつらいの?」「ほっぺた黒いよ」「痩せた痩せた、痩せてるし、やつれてるよ」「色が黒いよ、ほっぺた。“ここ(頬)の髭剃った?”みたいな感じになってる。相当苦労してるね」などと執拗に指摘。

 この時、楽曲制作中だったASKAは、「俺、寝ないんですよ。詞とかに入り込むと、飯も食わない状態になっていくんで。よく“痩せたねえ、痩せたねえ”とか言われるんだけど、体重は変わってない。食べることが頭にないことがある」などと説明。さらに、レコーディングが大幅に遅れている理由を「ひとえに(自分の)才能。だいぶ楽曲も作ってきたから、(ほかの曲と)テーマが食い合わないようにっていうのをすごい気にしてる。(曲が)できない時は、できない」と、ベテランミュージシャンゆえの苦悩を語った。

 また、“唯一の趣味”の話を始めたASKAは、「写真と写真をどんどん重ね合わせて、1つの箱の中に収めていくっていうことの面白さ。こんなに面白いことがあるのか、っていうことに気が付いた」「魚(の写真)を球の中に入れてみたり。のけ反らせてみたり。魚の中に、ほかの動物の赤ちゃんがくるまってたりね」などと説明。不可解な話の内容に、「なにが面白いの? よく分かんない」と難色を示すタモリに対し、ASKAは“アート”だと言い張ったが、タモリは「話がかみ合ってないんだけど。なんなのそれ」と、苦笑していた。

「これまでのASKAの不可解な言動や、危ういろれつ、落ち着きのない動きは、ファンの間では“キャラクター”として認識されていた。昨年8月に週刊誌が薬物中毒疑惑を報じた際にも、過去のおかしな言動が挙げられたが、ファンは『ASKAはいつもあんな感じ』『ろれつが回らないのは元から』と擁護。しかし、本人が20年以上の薬物使用歴を明かしたことで、キャラクターそのものが疑われています」(芸能記者)

 栩内香澄美被告に続き、“第2の愛人”の存在が浮上するなど、新事実が次々と明らかになっているASKA被告。タモリから指摘を受けた際に薬物から手を引いていれば、ここまでの騒動にはなっていなかったかもしれない。

最終更新:2014/07/30 16:04
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