フジ『HERO』一人勝ちの裏で……TBSが視聴率“全ドラマ1ケタ”の記録的惨事!
#ドラマ
早くも、SMAP・木村拓哉主演『HERO』(フジテレビ系/月曜21時~)の一人勝ちといわれる7月クールの連ドラ。気づけば、第2話で2ケタを記録したのは『HERO』のみという、近年まれに見る厳しい状況だ。
「初回26.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好発進だった『HERO』でさえ、第2話では19.0%まで急落。たった1週で7.5%も落とすことは、過去をさかのぼってもなかなかありません。今期は、『匿名探偵』(テレビ朝日系/金曜23時~)を除くすべてのドラマが、回を追うごとに数字を落としている。近年はメディアが増えたこともあり、一人ひとりが短時間で“本当に必要な情報”を選定する時代。連ドラも例外ではなく、初回の“お試し”できっぱりと見切る、シビアな視聴者が増えたということでは?」(芸能ライター)
現段階で、特に惨敗ぶりが目立つのはTBS。小泉孝太郎主演『ペテロの葬列』(月曜20時~)、水川あさみ主演『東京スカーレット 警視庁NS係』(火曜22時~)は、共に最新話で6%台までダウン。井浦新主演『同窓生 ~人は、三度、恋をする~』(木曜21時~)と、脚本家・キャストが毎回変わる一話完結作品『おやじの背中』(日曜21時~)についても、最新話で1ケタを記録した。
「初回で田村正和と松たか子が出演し、15.3%の好スタートを切った『おやじの背中』でさえ、役所広司と満島ひかりにバトンを渡した第2話で、まさかの大幅ダウン。TBSは大量にCMを打ち、ヒットを期待していたため、この急落ぶりは誰も予想していなかったでしょう。ただ、次回の脚本は『北の国から』(フジテレビ系)で知られる大物・倉本聰が手掛けている。もう後がないTBSは、現在『おやじの背中』に望みを賭けている状況です」(同)
現時点では、全滅状態といえるTBS。しかし、まだ物語は序盤。今後の起死回生に期待したい。
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