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日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 柿谷バーゼル移籍は茨の道

「日本人FWが活躍できるのはドイツリーグ!?」柿谷バーゼル移籍は茨の道か

「ドイツのチームからの正式なオファーがなかったのでしょう。柿谷の移籍金は、3億円前後といわれています。それに見合った活躍ができるのか、ドイツのチームもブラジルワールドカップで測ったのでしょうが、柿谷はまったく活躍できませんでした。そうなれば、今年の冬、柿谷とセレッソ大阪の契約が終わってから、移籍金なしで獲得するという方向に動くのが当然の流れです」(同)

 しかし、セレッソ大阪には、今夏中に高額な移籍金が必要だった。先月、ポポヴィッチ監督を解任し、新たな監督を招へいしたからだ。監督を解任すれば違約金がかかるし、新監督に支払う契約金もある。セレッソ大阪は、1億円前後の金額を生み出さなければならなかった。また、グッズ売り上げを支える柿谷が抜けるのだから、その分も上乗せした金額を要求するのは当然である。つまり、柿谷のバーゼル移籍は、セレッソ大阪にとっても、これ以上ないオファーだったのだ。

 ビジネス的には早くも成功した柿谷の移籍だが、柿谷自身に待っているのは、茨の道のように思える。得点を量産し、ステップアップできなければ、欧州リーグに移籍した意味はない。それは、欧州リーグにチャレンジし、その後のキャリアが右肩下がりになっている選手たちの現状が物語っている。

最終更新:2014/07/22 14:02
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