キムタク独走、“脱アイドル”狙う上戸彩、ベタさに赤面の柴門ふみワールド……夏ドラマ初回総まとめ
#ドラマ #HERO
■上戸彩が、ついに“童顔地獄”から抜け出す!?
そんな『HERO』の初代ヒロインである松たか子は、第2位の『おやじの背中』に出演。田村正和と親子役を演じ、松にプロポーズする同僚役を、芸人のバカリズムが演じた。
『おやじの背中』は毎回、脚本家・キャストが異なるオムニバス作品。初回の脚本を手掛けた岡田惠和に続き、今後も『北の国から』の倉本聰、『ふぞろいの林檎たち』の山田太一、『白い巨塔』(すべてフジテレビ系)の井上由美子をはじめ、有名脚本家が控えており、この先も安定した数字を獲りそうだ。
3位は、藤原竜也と岡田将生のW主演による刑事ドラマ『ST 赤と白の捜査ファイル』。昨年4月に放送されたスペシャルドラマ『ST 警視庁科学特捜班』が、連ドラとして復活した。
『相棒』(テレビ朝日系)の大ヒット以降、各局がこぞって制作してきた“バディもの”だが、ここ最近は、前クールの『MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~』(TBS系)や『ビター・ブラッド ~最悪で最強の親子刑事~』(フジテレビ系)、1月期の『隠蔽捜査』(TBS系)など、どれも数字はイマイチ。しかし今回の『ST』は、「テンポがいい」「奇抜なキャラが面白い」「気軽に見られる」と評判も上々なだけに、久々のヒットを期待したい。
4位の『昼顔』は、『おやじの背中』にも参加している井上由美子が脚本を手掛ける不倫ドラマ。主演の上戸彩は、セレブ主婦(吉瀬美智子)に弱みを握られたことをきっかけに、高校教師(斉藤工)と一線を越えてしまうパート主婦を演じる。
映画『おしん』の母親役や、前主演作『いつか陽のあたる場所で』(NHK)で演じた前科持ちの女性など、悲壮感漂う役が続いている上戸。そこには、“アイドル女優”からなんとか抜け出したいという上戸サイドの思惑があるというが、童顔が邪魔してか、なかなか苦戦中。
今作でも、視聴者から「主婦に見えない」「子どもみたい」という声がちらほら上がっているが、一方で作品の評判は高く、主婦たちの貞操観念に一石を投じそうだ。
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