アスリート列伝 第16回
「セ・リーグを背負ってほしい」ダルビッシュが“マエケン”前田健太に託した想い
2014/07/18 14:00
#プロ野球 #前田健太 #アスリート列伝
「これからセ・リーグを背負って、他の投手を引っ張っていく存在になる投手になってもらいたい。僕に対してどうゆう意識があったかはわかりませんが、僕のレベルを知らせるべく前田君の打席では右打者に投げる球種をほとんど投げました。(カーブは投げれずじまいでしたが。)これからもっと練習して、もっとすごい選手になってもらいたいです(十分すごいけど。)」(ダルビッシュ有オフィシャルブログ http://ameblo.jp/darvish-yu-blog/entry-10535800286.html)
その後、前田は13年のWBCではベストナインに選出され、今秋開催される日米野球2014でも、坂本勇人、中田翔ら同年代の選手と共に代表を務めることが決まっている。ダルビッシュの見込み通り、前田は日本球界を代表する投手に成長していったのだ。だが、前田には、まだやり残していることがある。それは、広島東洋カープ23年ぶりのリーグ優勝だ。
「何としてもあのビールかけをカープのみんなと味わいたいと思っています」(『エースの覚悟』)
前田健太が胴上げされる時、カープの暗黒時代は真に終わりを迎えるだろう。
(文=萩原雄太[かもめマシーン])
最終更新:2014/08/06 12:30
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