『花子とアン』も描く白蓮の駆け落ちは朝日新聞の仕込みだった!?
2014/07/17 13:00
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
NHK連続テレビ小説「花子とアン」公式サイト「葉山蓮子役 仲間由紀恵インタビュー」より
ついに開始以来最高の25・9%という高視聴率をマークしたNHK連続テレビ小説『花子とアン』。物語はいよいよ佳境を迎えつつある。花子の略奪結婚に続く大事件、仲間由紀恵演じる蓮子のモデルとなった人物による「白蓮事件」の章に突入しているからだ。
「白蓮事件」というのは、伯爵家の娘で大正天皇の従妹にあたる歌人・柳原白蓮(本名・伊藤燁子)の不倫駆け落ち事件のこと。白蓮は25歳年上の炭坑王の夫・伊藤伝右衛門と結婚したが、それは政略結婚で結婚生活は不幸なものだった。そんな時、年下の社会運動家の宮崎龍介と出会い駆け落ちを決意。この駆け落ち劇は新聞にも大きく取り上げられ、世間を騒がす一大スキャンダルへと発展した。
『花子とアン』でも今週は、葉山蓮子(白蓮)のもとに宮本龍一(宮崎龍介)が来訪し再会。ついに駆け落ちを決意する展開になっている。
そんな中、「文藝春秋」8月号に、駆け落ち相手の宮崎龍介の告白手記が掲載された。今回掲載されたのは宮崎が亡くなる3年半前の昭和42年6月号に掲載された手記を再録したもの。「文藝春秋」は、「いま再び脚光を浴びる『白蓮事件』の真相を知るために、全文を再録する」と書いているが、その内容は確かに事件の真相を知る上でも、そしてドラマを観る上でも興味深いものだ。
最終更新:2014/07/17 13:00
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