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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 瓜田「関東連合はAKBに似てる」

“元アウトローのカリスマ” 瓜田純士がハードな日々の中で感じたこと「関東連合はAKB48と似ている」

「いや、アジア系の外人。たぶん台湾人です。背は僕よりも低いんだけど、腕がブッとくて胸板もブ厚くて、冷酷な目をしていた。ためらいなく人を殺せる目。たぶん、特殊部隊かなんかに所属してる奴だと思う。最初は黙ってた相手も、僕に文句を言われて火がついたのか、英語で何かをまくし立ててきたんですけど、僕のワイフが間に入って相手に謝ったため、一旦は収まったんですよ」

――ワイフ? 再婚したというウワサは、本当だったんですね!

「ええまあ、それはさておき、ワイフが謝ったもんで、その外人は、仲間が待ってる店の奥に一旦消えた。ところがそのあと、そいつがまた店外に出て来て、路上でクダを巻いていた僕と再び鉢合わせになり、僕が詰め寄ったら、それまでじっと腕を組んでいたそいつが急に『縦突き』を僕の左目に一発入れてきたんです。それをモロに受け止めてしまった僕がフラフラしてる間に、そいつはダッシュで店内に戻ったらしいです」

――逃げたんですかね?

「逃げたんじゃなく、そいつのツレがまだ店内に残っていたから、ツレのことを考えて、瞬時に目くらましをしてから店内に避難したんでしょう。で、あとはセキュリティーに『あいつを店に入れるな』と頼めば、自分とツレの安全を守れますからね。縦突きの打ち方や、そういう冷静な判断力からして、相当場慣れしてるな、という印象ですね。彼は店から出てこないし、僕もセキュリティーに止められて店に入れなかったから、結局、諦めて帰るしかなかった」

――ケガの程度は?

「帰り道、あいつ強かったな、とか言いながらワイフとハンバーグ食ってたら、黒い血が出てくるし、アゴも開かないし、顔の奥がグチュグチュ音するから、なんか折れてるクサいな、と。で、日曜日に救急病院に行ってCTスキャン取ったら、目の周り4カ所と、眼球の奥の骨がビキビキに複雑骨折してたからビックリしました。2年前にも右眼をケガして顔に鉄板を入れてるんですが、今度は左にも鉄板が入って、左右対称になった。レントゲンで見ると、ちょうど仮面舞踏会のバタフライ仮面をつけてるような状態です」

――完敗ですね。

「いや、負けてないですよ。勝負はまだついてません。ただ、やり返したかったけど、一発も入れられなかったのは事実です。それなのに店の外から、『出て来いや!』とか叫んでる自分が、急にみっともなく思えてきて……。だからその日を境に、動きや判断力を鈍らせる原因になる、酒とタバコをキッパリやめました。アウトローを卒業したとはいえ路上では何があるかわからないし、僕は新宿の顔ですから、何かあったときに倒れるわけにはいかないし、女の前で恥をかくのもイヤだし。だからもし、今度そいつと会うことがあったら、やるやらないは別にして、一発は返せるだけの力をつけとかないといけないなと思い、最近はダンベルで体も鍛えてます」

――「ノートレーニング」が瓜田さんの代名詞だったのに、ついにトレーニングを始めたんですか?

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