夜遊び相手の相性占う 　R18指定オトナのチャーハンってナニ!?

　日本の不夜城といえば新宿・歌舞伎町だが、もう一カ所、忘れてはいけないのが六本木だ。早朝から夕方まではオフィス街として人が行き交い、夕方から朝方までは享楽なオトナの街として、多種多彩多人種な人々で昼間以上の賑わいをみせる街。

　そんな街だからこそ、24時間営業している居酒屋があってもおかしくはない。その居酒屋で、真っ昼間から酒は飲んでも、これは食べたらアカンやろってメニューを発見した。それがコレ。

　見てわかる通り、黄金色に輝くタマゴチャーハンである。

　2つの山に分かれているのは、大勢の友達と一緒にひとつの皿をつつき合ってほしいという店主の心遣いに違いない。

　え？　真ん中のモザイクはナニかって？　

　それこそ、オトナの街・六本木にふさわしい、まさに“チン”級グルメなのだ！

　ホラ、ね、もう完全にパイずっちゃってます。で、イッちゃってます。

　六本木交差点近くにある居酒屋『のんでこ』では、24時間この「セクシーチャーハン」が食べられる。

　日曜日の午後2時。庶民の街・上野ならば、ガード下の焼き鳥屋はすでに酔っぱらいで溢れ返っている時間だ。しかし、山の手・六本木の居酒屋には、客は記者ひとりきり。これならどんな恥ずかしい食べ方もできそうだ。

　テーブルに着皿した見事なふたつのFカップを眺めながらニヤリとほくそ笑み、まずは生ビールをグビリ。そして、ふたつの山にトッピングされたチク……マヨネーズと明太子を唇ではさみながらペロリ。さらに、柔らかそうなオッパ……チャーハンにレンゲも使わず上からむしゃぶりついた！

　んん？　本来はパラパラなはずの黄金チャーハンなのになぜかしっとり。ハハーン、もう湿っているのか？　さらに、練り物のボールを片タマづつ口に頬張ってからソーセージを甘噛みするように歯を立てた。皮が少し厚めなので、次回は話題の0.01でお願いしたいところである。

　店員のオッチャンに、なんでこんなチャーハンを思いついたのか聞いても、ただ微笑むだけで何も語ってはくれなかった。　

　巨乳の美女との初デートでこんなチャーハン出が出て来たら、何をか言わんやってところだろう。そのままラブホにしけ込むのか、はたまたビンタひとつくらってひとり酒になるのか、チャーハンに一夜の明暗を任せてみるのもオモシロくない？　
　
　どうせならチャーハン汁も付けて欲しかったけど、うもうございました。

六本木・のんでこ『セクシーチャーハン』1500円
意外性　☆☆☆!!
味　　　☆☆　　
店　　　☆☆