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日刊サイゾー トップ > その他 > ウーマン・ウェジー  > 『からくり』が『DASH』に負けたワケ

テレビ業界関係者が告白、「『さんまのからくりTV』が『DASH村』に負けた」ワケ

【サイゾーウーマンより】

karakuri1.jpg『さんまのスーパーからくりTV』(TBS系)公式サイトより

 22年という長きにわたり、日曜夜のお茶の間を楽しませてきた『さんまのスーパーからくりTV』(TBS系)が今年9月をもって終了することが明らかになった。「からくりビデオレター」「ご長寿早押しクイズ」「玉緒が行く」をはじめとして、「からくりみんなの!かえうた」「サラリーマン早調べクイズ」など数々のヒット企画が誕生してきた。

 そんな人気番組の打ち切り理由は言うまでもなく、視聴率低下。最盛期には27%あった視聴率は最近は6%まで落ち込み(既報)、テレビ東京の『モヤモヤさまぁ~ず2』の後塵を拝している。だが先のヒット企画にこそ、視聴率低下の一端があると見るのは、民放キー局で番組を担当する放送作家だ。

「1992~96年まで、この番組は30分番組でした。そして内容も、日本内外のホームビデオの場面の中からクイズを出題するという実にシンプルなものでした。しかしその後、1時間に拡大したことでコーナーを増やさなければならなくなり、先に挙げた企画が次々と考え出されるようになります。ただ、こうした企画は連続性に乏しいため、本当に量産しないと飽きられていきます。そこで、これでもかと“笑いどころ”を作り、攻めていく番組スタイルに変わっていった」

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最終更新:2014/07/10 14:24
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