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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > TVバラエティを破壊するヒロミ
週刊!タレント解体新書 第5回

ヒロミから読み解く「ブレーク=破壊」的バラエティ論 ここ最近の出演番組を徹底検証!

【検証結果】
 と言いつつ、『ロンドンハーツ』の中で結局ヒロミは、下の世代に混じって笑いを取ることになる。「馴れ合いどうすか?」と尋ねられて「すげえ楽しい」と答える笑顔は、決してまんざらでもなく、かつて若手から恐れられていたヒロミの姿はそこにはなかった。だがこれは果たして、破壊者としてのヒロミの敗北だろうか? 10年という時間を経たヒロミが、自らのイメージすら破壊してしまおうという意志と力を得ているとしたら? どちらが正解なのかはいずれ分かるだろう。バラエティというこの広大な地に、ヒロミが暴れ回る場所はまだまだ残されている。
(文=相沢直)

●あいざわ・すなお
1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。
Twitterアカウントは @aizawaaa

最終更新:2014/07/03 15:00
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