家系より農家系!? 初夏に涼しげなベジ&フルーツラーメン3選
#グルメ #珍級グルメハンター
蒸し蒸し蒸し蒸し蒸し蒸し蒸し蒸し……。
「夏前のこのムシムシした時季に、珍級グルメなんて喰いたかねーよ」
なんて言ってる読者もいるだろうけど、こんなラーメンならどお? ムシムシの梅雨からギンギラの盛夏でも食欲をソソリそうな珍級ラーメンを3つ選んでみた!
まずはコレ!
どーよ、真っ赤に染まったこの丼!
運ばれて来た瞬間から甘酸っぱい匂いが漂うのは、丸やら楕円やら、色も多少違う。そう、これは13種類のプチトマトを使った冷製のトマト麺だ。
「でも、これって、ラーメンじゃなくて冷製パスタじゃね?」
と思ったが、トマトスープの中に漂う冷やし中華の風味と、プチプチと弾けるような食感の麺は、オシャレな街のディナーにもよく似合う新しいラーメンの世界だ。プチトマトの中にひとつだけ隠れたイチゴを探すのも楽しみのひとつ。
トマトよりももっと酸っぱいラーメンが喰いたい! という方にはコレ!
見た目からして超スッパそうでしょ!?
カウンターの向こうから器を差し出された瞬間から爽やかな香りがしてきた。そう、その正体は、もちろんレモンラーメンだ!
レモン丸ごと一個分のスライスが浮かべられたラーメンは、見た目はめちゃスッパそう。でも、実はそうでもないんだよね~。スッパイのが苦手なら、食べる前にレモンを取り出しておけば、レモン風味の爽快なラーメンが味わえる。
そして、スッパイのが好きなら入れっぱなしにしておけばいいという、店主のアイディアラーメンだ。ちなみに、隣にあるのはオススメの鶏天。パリパリの食感がクセになる。
そして、スッパイ系が続いたあとに、まったり癒されたいのがコレ!
鮮やかな緑色の海に浮かぶ白ネギの島。スープはほうれん草? それともウワサのミドリムシ? 答えはNOだ。透明感ゼロの緑色のスープをひとくち飲むと、青菜の風味と生クリーム、香辛料の香りが広がった。緑色の正体は、小松菜だ。
これは、東京の東部が原産地とされる小松菜を、ふんだんに使った小松菜クリーミーラーメンで、なんと麺も同じ緑色!
クリームと香辛料が効いていて青臭さはほとんどなく、麺とスープのダブル小松菜でも抵抗なくズズッとすすれる。
そして、どんぶりの縁に見える茶色い棒は、レンゲの柄と思ってたら先っぽにオタマが付いてないし熱い! シナモンスティック? いやこれは、細長い春巻きで、その中身も小松菜がびっしり! ラーメンにうなずき、春巻きに驚いたけど、いちばん癒されたのは美人女将の笑顔でした(笑)。
3つとも、うもうございました。
汐留『ドゥエイタリアン』
冷製イタリア麺赤 1200円
意外性 ☆☆
味 ☆☆☆
店 ☆☆☆
大島『りんすず食堂』
レモンラーメン 650円
意外性 ☆☆☆
味 ☆☆
店 ☆☆
下総中山『中華ひろや』
小松菜クリーミーラーメン 800円
意外性 ☆☆☆
味 ☆☆☆
店 ☆☆☆
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