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週刊誌スクープ大賞

フジテレビ化は凋落への第一歩? 女帝・木村優子排除で日テレに黄色信号

friday0616.jpg「フライデー」6/27号

今週の注目記事
第1位
「ダウンタウン浜田雅功 29歳Fカップグラドルと裏切りの3年不倫」
(「フライデー」6/27号)

第2位
「『フェラAV』出演の美女アナが出演番組を降板させられた」
(「週刊ポスト」6/27号)

第3位
「吉高由里子『元カレを引き戻す』下ネタ力」
(「週刊ポスト」6/27号)

第4位
「長生きしたけりゃメタボが一番!」
(「週刊文春」6/19号)

第5位
「日テレ『女子アナ大異変』女帝・木村優子にマウンティングするのは誰だ」
(「週刊ポスト」6/27号)

第6位
「銀座『名門すし戦争』次郎vs.久兵衛 場外乱闘の勝者」
(「週刊現代」6/28号)

第7位
「『ザックジャパン』亀裂の底に『本田』妻が『大久保』母を無視事件」
(「週刊新潮」6/19号)

第8位
「プーチンの娘は日本が大好き!」
(「週刊文春」6/19号)

第9位
「天使の谷間 篠原涼子」
(「週刊現代」6/28号)

 ブラジルW杯が始まって一番喜んでいるのが安倍首相であろう。何しろ、ビデオリサーチ社が16日に発表したコートジボワール戦の瞬間最高視聴率は50.8%。各局合計の番組平均視聴率の占拠率は、後半に75.2%に達したそうだ。

 憲法9条をなし崩しにし、これからの日本を戦争のできる国に作り上げようとする安倍首相のなりふり構わないやり方に、建前上は平和の党をうたう公明党がもろくも崩れ、今国会開期中にも閣議決定が強行されようという「非常時」に、日本人はサッカーにうつつを抜かしているのだから。

 石破茂幹事長は、どこぞの講演で「日本の民主主義は、そんなにやわではない」と語ったという。腹の黒い政治家がよく使う言葉だが、彼もそんなことを信じてはいまい。

 日本に民主主義が本当に根付き、その根幹である憲法を大事にしてきたら、今のようなひどいことにはなっていない。

 日本には「ひ弱な民主主義」しかないのだ。60年安保のとき国会を取り巻く反対運動の人の波に怯えながら、当時の岸信介首相は「それでも後楽園は野球を見る人でいっぱいだ」とうそぶいた。

 歴史は繰り返す。安倍首相と側近たちが仕組んだのであろう。W杯開催中に強行してしまえば、それほどの騒ぎにはならないはずだ。日本人は忘れっぽい。W杯で日本が敗退すると同時に、集団的自衛権の容認を閣議決定したこともすぐに忘れる。

 奴らのもくろみは見事に当たっている。腹が立つから、今週は政治記事などに見向きもせず、軟派記事だけに絞って取り上げてみた。後世、国を戦争に巻き込む方針の大変更が一権力者の手によって行われようとしているときに、日本人はこんなものを読んでいたのかと批判され、バカにされることになるだろう。

 まずは、結婚してから一段ときれいになった女優・篠原涼子のCMが話題だそうだ。下着メーカー「トリンプ」だから胸元を大胆に見せ、なかなかセクシーである。週刊ポストも同じものを載せているのだが、モノクロ写真。やはり、週刊現代のカラーのほうが見応えがある。

 お次も文春のグラビア。プーチンロシア大統領の次女(27)が極秘来日していた姿が掲載されている。本国でも娘のことはトップシークレットだというから、“大スクープ”なのかもしれない。

 威風堂々とした姿は父親似だ。来日の目的は某大学で「アクロバットロックンロール」を披露するためで、そこの挨拶の冒頭を日本語でしたという。あとはショッピングなどを楽しんだらしいが、父親同様、日本びいきなのは確かなようである。

 さて、サッカーのW杯ブラジル大会が始まったが、先週、新潮が予想したように、初戦を見る限り1次リーグ突破できるかどうか危ういようだ。

 初戦のコートジボワール戦について、文春が「10倍楽しむ方法」の中で、相手は4年前のアフリカW杯直前の親善試合で、エースFWのドログバを闘莉王が接触プレーで右腕骨折させたことを相当恨んでいると書いているが、後半でドログバが入ってきてから明らかにチームの雰囲気が変わった。恨み晴らさでおくべきかと一丸となって攻められ、あっという間に逆転されてしまった。

 さらに新潮は、内部にも火種を抱えていると報じている。これが7位。

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