トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 連載・コラム >  パンドラ映画館  > 二階堂ふみは撮影現場で「鬼畜……」と呟いた! 常識に縛られない男女の危険な物語『私の男』
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】vol.274

二階堂ふみは撮影現場で「鬼畜……」と呟いた! 常識に縛られない男女の危険な物語『私の男』

watashinootoko03.jpg地元の銀行に勤める小町(河井青葉)は、淳悟の恋人として町の人たちが公認する仲。だが、花が現われたことで小町は居場所を失う。

 流氷シーンの撮影の帰り、熊切監督は「鬼畜……」という言葉を耳にする。それは撮影を終えた二階堂の呟きだった。「鬼畜大宴会」と二階堂は熊切監督のデビュー作のタイトルを口にしたのだ。伝説のデビュー作『鬼畜大宴会』から15年あまり。熊切監督の頭の中でずっと渦巻いていた、とんでもない世界が少しずつ形になりつつある。『私の男』はその第一歩となりそうだ。そして二階堂にとっても、少女時代の墓標と呼べる作品になったに違いない。
(文=長野辰次)

watashinootoko04.jpg
『私の男』
原作/桜庭一樹 脚本/宇治田隆史 音楽/ジム・オルーク 撮影/近藤龍人 監督/熊切和嘉 出演/浅野忠信、二階堂ふみ、モロ師岡、河井青葉、山田望叶、三浦誠己、三浦貴大、広岡由里子、安藤玉恵、竹原ピストル、太賀、相楽樹、康すおん、吉本菜穂子、松山愛里、奥瀬繁、吉村実子、高良健吾、藤竜也 配給/日活 R15 6月14日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
(c)2014「私の男」製作委員会
http://watashi-no-otoko.com

最終更新:2014/06/13 13:01
123
ページ上部へ戻る

配給映画