次回は非公開で公判前整理に…セオリー外れも続出するCG児童ポルノ裁判・第四回公判【詳報】
2014/06/11 14:00
【オタクに”なるほど”面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
――6月9日に行われた、空想した少女のヌードを写実的に描いたCGが「児童ポルノ」にあたるか否かをめぐって争われているCG児童ポルノ裁判の第四回公判の詳報をお届けする。弁護団による冒頭陳述はこちらを参照。
イメージ画像:「裁判所」公式HPより。
【CG児童ポルノ裁判・第四回公判】
※録音・録画禁止のため、取材時のメモ書きなどをもとに作成しております。一部不明確な箇所がある場合がございます。ご了承ください。
14時30分頃より、傍聴を待つ行列ができる。
前の裁判が長引いたため、10分ほど遅れて裁判官が入廷し、審議が始まる。
裁判官席に三上孝浩裁判長以下、西山志帆氏、堀内健太郎氏。前回は風邪気味でマスクをしていた西山氏だが、今回は健康そう。検察官席は中山理恵子氏、粉川知也氏に加え上司らしき1名。上司に見張られている感じの若手・粉川氏は緊張気味。
三上裁判長より、検察官が一部の証拠開示を拒否しているが、それで冒頭陳述が可能か、弁護団に確認。壇俊光弁護士が「できるところまでやります」と回答。証拠の番号など、事務的な手続き。検察側、中山検察官より証拠一点を追加の報告。
検察官より証拠の非開示について意見書が提出された旨、弁護団は承知しているか確認。
弁護団がさらに1名追加したことについて、三上裁判長から話。当初3人だった弁護団だが、傍聴に来た弁護士が次々と弁護団に参加させられるという妙な展開。この日も1名が追加され、被告人より選任届が提出されたため、裁判長も困惑しているようだ。
最終更新:2014/06/11 14:00
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