エロマンガは、性犯罪のシミュレーションに使われている!? 自民党・土屋議員が法務委員会で気炎を上げる
2014/06/07 13:30
【オタクに”なるほど”面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
※当記事の本文中「」内の発言は、一部、表現の整理などを施したものとなります。
自民党・土屋正忠議員の公式HPより。
自由民主党・公明党・民主党・日本維新の会・結いの党、五党の合意により、6月4日に衆院法務委員会を通過した児童ポルノ法改定案。
当日の午前中いっぱい行われた審議の中で、やはりマンガ・アニメも規制するべきという立場から質疑を行ったのが、自民党の土屋正忠議員だ。土屋氏は武蔵野市議を2期、武蔵野市長を6期務めた後に、2005年の衆院選で初当選。09年には、落選し浪人を余儀なくされたが、12年の衆院選で衆院議員に返り咲いた人物だ。
土屋議員は、10年5月4日に読売新聞に掲載された記事「女児襲う漫画手つかず」を挙げ、エロマンガ家が児童ポルノ法違反で逮捕された実例があると主張。さらに、11年に、熊本市のスーパーで3歳女児が誘拐された後殺害され死体を遺棄された事件を取り上げて、次のように語った。
「今朝の新聞の事案は、実在する女児の映像だけ(犯人が逮捕された旧・今市市の女児殺害事件のこと)。それに対して、この事件では児童ポルノマンガは犯罪に結びついた。わかりやすくいえば、(マンガで犯行を)シミュレーションしていたとも考えられる」
このように、なぜマンガ・アニメが規制対象に入っていないのか疑問を投げつけた土屋氏に対して、質問に答えたのは谷垣禎一法務大臣だ。
最終更新:2014/06/07 13:30
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