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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 「AKB48握手会警備」の真実

「我々の仕事は事件を防ぐことではない」警備関係者が語る「AKB48握手会警備」の真実

 そんな折、熱狂的ファンの間では「アイドル自警団」を結成する動きもあるが、これについて前出の警備会社関係者は「意味がない」という。

「実のところ、我々の仕事は事件を防ぐことではありません。刃物を持った男が襲っていても警察官ではないので制止してはいけない決まりで、あくまで抑止力なんです。主催者は我々を雇うことで、何かあった場合に“十分な警備態勢をとっていた”という免責の根拠とします。自警団にも犯罪者の取り締まりに権限はないですし、行為によっては警備業法に違反する可能性もあります。主催者にとってはファン同士の余計なトラブルを生む危険性のある、迷惑なものなんです」

 警備会社も注視する握手会の惨劇。映画『ボディガード』顔負けの凄腕SPでも雇わない限り、事件は防げないのか。
(文=ハイセーヤスダ)

最終更新:2014/06/01 11:00
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