GACKT楽曲「作詞作曲はサポートギタリスト」ゴーストライター疑惑が急浮上
#GACKT
脱税の罪で、元事務所やファンクラブの運営者たちが複数人起訴されるなど、その周辺が騒がしいGACKTに、またしても「黒い話」が湧いて出た。今度は「ゴーストライター」問題だ。
かつて脱税疑惑を追及していた民族派団体が、先週からまたも世田谷にあるGACKTの自宅兼事務所前で街宣活動を始めるなど、物騒な動きにも発展してきている。そんな中、当サイトにもGACKTの元関係者から同様の告発があったのだ。
「GACKT自身の作詞・作曲とクレジットされているほとんどの楽曲を、彼が制作していないというのは、身内では有名な話でした。今年に入り、佐村河内守さんのゴーストライター問題があれだけの社会的関心事になり、また民族派団体もGACKTに対して街宣を始めた。GACKT自身は本当のことを話さないだろうから、自分が知っていることを明かそうと思った」
そう話す元関係者A氏によると「GACKTの楽曲の多くを作っているのは、レコーディングやツアーで彼のギターを担当しているYOUです」という。
YOUは、GACKTの高校時代からの音楽仲間。GACKTがMALICE MIZERを脱退し、ソロ活動を始めた1999年から、ギターだけでなく、バイオリンもこなすサポートミュージシャンとして活躍してきたという。
「YOUは、デビュー以来、GACKTがソロで発表した楽曲の多くの作詞作曲を手がけてきました。ヒット曲といわれる『君のためにできること』や『ANOTHER WORLD』なども、もちろん彼の手によるものです。GACKTは、自身で作詞作曲できることを売りにして、そのタレント性やカリスマ性を高めてきましたが、それは虚像。ファンや音楽関係者を欺いてきたともいえる。佐村河内問題と同じく、本来であれば、社会的制裁を受けてもおかしくない人間なんです」と言いつつ、A氏はYOU自身がGACKTのゴーストであることを認めている内容のメールを見せてくれた。
「GACKTは楽曲制作において、“0から1”を生み出せないタイプ。完全にお任せで作らせて、出来上がってきた曲に『こうしてほしい』とリクエストしていくだけです。時には、YOU以外のスタッフにも同時に制作依頼していましたが、結局はYOUの曲を選ぶことが多かったですね。GACKTがYOUに楽曲制作を依頼する場合、そのギャラの相場は1曲50万円。当然、YOUには作詞作曲印税は発生しません」(A氏)
一方で、ゴーストライター契約や著作権譲渡契約も結んでいなかったとのことだから、佐村河内氏とそのゴーストライターだった新垣隆氏のケースと同じく、「楽曲はどちらの著作物なのか?」という点には疑問が残る。今後、YOUが著作権所有や印税の受け取りを主張するようなことがあれば、一悶着起こる可能性もあるが「印税といっても、GACKTの曲は売れていないのだから、受け取れても微々たる金額。であれば、50万円をもらい、かつ、今後もGACKTの言いなりになって、サポートミュージシャンとして仕事ができたほうがYOUにとってはメリットが大きい。佐村河内さんたちのように、“仲間割れ”することはないでしょう」(A氏)。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事