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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 新音楽サービスは二極化
ITライター柳谷智宣の「賢いネットの歩き方」第42回

話題の音楽サービスは二極化? 「iTunes Match」VS「Spotify」日本戦がついに開幕か

 無料アカウントでは、数曲再生するたびに広告が流される。有料アカウントは広告なしで、月額はPC向けが4.99ドル(約500円)、PC/モバイル向けが9.99ドル(約1,000円)となる。膨大な音楽ライブラリから好きな音楽を好きなだけ聴けて、月額約1,000円というのは魅力的。無料でもそこそこ楽しめるので、若いユーザー層を多く獲得している。

 日本でも低価格で提供し、「LINE」や「Facebook」といったソーシャルメディアに絡めて展開すればブレークする可能性は高い。Spotifyによると「今年に入ってから100万人の新規ユーザーを獲得し、iTunesの売上を超えるのは時間の問題」という。近いうちに、ダウンロード販売と「iTunes Match」でユーザーのライブラリを充実させるAppleと、ライトユーザーや音楽にお金を払わなくなった人たちを取り込む定額の聴き放題サービスの日本戦が始まる。どちらを選ぶかは、自分の音楽ライフのスタイルに合わせて決めよう。
(文=柳谷智宣)

最終更新:2018/12/18 15:20
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