KADOKAWA刊のマンガ『妹ぱら2』が、“史上初”の都条例新基準適用で不健全図書指定へ!
2014/05/13 14:00
【オタクに”なるほど”面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
『妹ぱらだいす!2~お兄ちゃんと5人の妹のも~っと!エッチしまくりな毎日~』(KADOKAWA[エンターブレイン])
東京都は12日に開かれた東京都青少年健全育成審議会で、2010年に改定された青少年健全育成条例の新基準を初めて適用して不健全図書指定の諮問を行ったことがわかった。不健全図書の公示は16日に行われる予定だ。
今回諮問されたのは、KADOKAWAが今年3月に発行した単行本『妹ぱらだいす!2~お兄ちゃんと5人の妹のも~っと!エッチしまくりな毎日~』。この作品はアダルトゲームのコミカライズで、現KADOKAWAの社内カンパニーであるエンターブレインが発行するアダルトゲーム情報誌「TECH GIAN」に連載されたものをまとめたもの。本作を掲載していた「TECH GIAN」は、表紙に「18禁」を表示する自主規制は行っているが、この単行本では「18禁」表示が行われていなかった。
ある消息筋によれば、本作について「都側は従来の基準であれば問題ないが、新基準では該当する」ということだ。2011年の改定条例施行以来、新基準での不健全図書指定が初めて適用された背景には、東京都の青少年・治安対策本部総合対策部青少年課長の人事異動の影響を指摘する声もある。この春より、都職員出身だった佐藤久光氏が異動し、新たに警察庁より出向してきた野村朋美氏が青少年課長に就任している。
最終更新:2014/05/13 14:00
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