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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 上野『アリスの棘』が1ケタ記録

上野樹里&オダギリジョーの演技に賛辞も……『アリスの棘』が突然、視聴率1ケタになったワケ

arisunotoge0414.JPGTBS『アリスの棘』番組サイトより

 9日に放送された上野樹里主演ドラマ『アリスの棘』(TBS系)の第5話が、平均視聴率9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、過去最低を記録したことが分かった。

「落ち込んだのは、裏番組の天海祐希と小栗旬のスペシャルドラマ『お家さん』(日本テレビ系)が、視聴率12.5%を記録したことも影響していそうですね。視聴率14.2%を記録した『アリスの棘』初回では、上野演じる新人外科医が、藤原紀香演じる悪徳女医に対して行ったユニークな制裁が大きな話題となりましたが、以降、3週にわたり11%台が続き、今回、初めて1ケタ台まで落ち込んでしまった」(芸能ライター)

 同作は、大学病院に巣食う悪徳医師たちに、主人公が強い意志と、切れ味鋭い頭脳で立ち向かう医療サスペンス。第5話では、弁護士の日向(尾美としのり)が、消化器外科教授・磐台(岩城滉一)に「金が欲しいから、別荘を買ってほしい」と迫る。最初は聞く耳を持たなかった磐台だが、その別荘には、明日美(上野)の父親の死に関する資料が隠されていた……というストーリーだった。

 ネット上では、相変わらずツッコみどころや、脚本の粗さを指摘する声が目立つものの、「上野樹里とオダギリジョーの表情がすばらしく、展開の強引さも気にならない」「上野さんのクールな演技がカッコよすぎ! 彼女の代表作になりそう」「このドラマのオダジョーは、最高にカッコいい」などと賛辞が圧倒的だ。

「第3話までは、1話につき1人が復讐されるという展開がパターン化されていたが、第4話以降は磐台への復讐計画を少しずつ遂行していくストーリーに変更。もしかしたら、『このパターンが続くと飽きる』という声が多かったために、テコ入れがあったのかもしれません。また、最近では明日美の計画がうまくいかないことも多く、次第に奥深いドラマとなっている。一方で、『どこから見ても分かる』という、1話完結ドラマ特有の気軽さはなくなったため、これが今後の数字に、悪い影響を及ぼさなければいいのですが……」(同)

 途中から突然、1話完結ではなくなった『アリスの棘』。この方向転換は吉と出るだろうか?

最終更新:2014/05/12 23:00
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