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ユニフォームが外野フェンスと同化!? プロ野球・阪神連敗ストップの意外すぎる“味方”

hanshin0512.jpg阪神タイガース公式サイトより

 4連敗中で3位に沈んだ阪神は11日、本拠地・甲子園で巨人相手に1-0で勝利。先発・メッセンジャーが散発4安打完封シャットアウトで、ここまで1カ月半、6勝負けなしだった菅野智之に初めて土をつけた。女房役の鶴岡一成のしぶといタイムリーで逃げ切った阪神だが、メッセを援護したのは意外な“アイテム”だった。


 ゴールデンウィークから続く9連戦の最終日。今季最多4万6,718人の大観衆。この日、5番でチームを引っ張ったマートンが、食あたりでスタメンを回避。また、アラフォーリリーバー・福原忍も内転筋を痛め登録抹消。投打のけん引役が離脱する中、孤軍奮闘しチームを勝利に導いた右腕。試合後のヒーローインタビューでは、「ここ数試合、ボールが高く浮くことで痛打される場面が多かったので、低く投げようと気をつけました」と、強力巨人打線を0封したことを振り返り、最後にはこの日が母の日ということもあって「自分の奥さん、お母さん、そして甲子園に来てくれたすべてのお母さんに、ハッピーマザーデー! と言いたい!」と笑みを浮かべた。

 前回、4回5失点で降板するなど“らしくない”姿を見せていたメッセだが、連敗ストップの味方は、意外なところにあった。実はこの3連戦、7月末から行われる、ファンと選手が一体となる『ウル虎の夏2014』を展開する試合で着用する緑のユニフォームを披露。大リーグ・アスレチックスを彷彿させる姿にナインたちも満足げな様子だったが、これこそが“武器”となった。

「甲子園の外野フェンスは、緑で統一されており、この限定ユニフォームと同化しやすいんです。特に、メッセンジャーの場合は身長の関係もあって、ほかの日に先発した能見、榎田の左腕2人よりも、さらに球の出どころが見にくい。しかも、金曜日と土曜日はナイトゲームだったが、この日はデーゲーム。より、色のコントラストがはっきりとした分、それまでより効果が増大した。限定ユニフォームという名の下に見事、地の利を生かしきったといえるでしょうね」(チーム関係者)

 阪神といえば、白と黒の縦じまの伝統あるユニフォームで知られているが、こうなったら巨人戦限定で“かく乱”するのも1つの作戦かも!?

最終更新:2014/05/12 18:00
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