ビッグダディは本当にビッグなのか 『バイキング』(5月6日放送分)における全言動を徹底検証!
#ビッグダディ #バイキング #タレント解体新書
<12時43分>
この日、ビッグダディの最後のビッグな見せどころがここだった。最近話題のブレイブボードという、乗るのがちょっと難しいスケートボードのようなものが紹介され、出演者が挑戦する流れに。ここでビッグダディがアオられる! 完全に素で嫌がるビッグダディだったが、ノブコブ吉村が強引に連れて行き、ブレイブボードに初挑戦! ビッグダディのビッグなリアクションが見られるに違いない! 誰もがそう信じる中、ビッグダディはブレイブボードに足をかけた……。そして、すぐに足を踏み外して、こう言った。「……いや、無理ですよ……」。ものすごく普通の、49歳男性の感想だった。ここまで普通だと、逆にビッグだ。そう、『バイキング』におけるビッグダディは、最後までビッグであった。
【検証結果】
番組に出演しながらも一切自分からは面白おかしくしようとせず、ただ堂々とそこにいる、という姿勢はまさしくビッグダディならでは。「俺はこういう人間だ!」というビッグダディイズムを、ビッグダディは今日も貫いている。ただひとつ、気になることがあるとすれば、あまりにもビッグすぎるのでテレビという枠におさまるスケールではないのではという気はしないでもない。『バイキング』という船をどうやって操縦していくのか、ビッグダディのビッグな今後に期待したい。
(文=相沢直)
●あいざわ・すなお
1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。
Twitterアカウントは @aizawaaa
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事