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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 刑事ドラマブーム、ついに終幕か

「もはや正統派は食傷気味!?」小栗旬主演『BORDER』の大逆転で浮き彫りになった“刑事ドラマブームの終幕”

border0411.JPGテレビ朝日『BORDER』公式サイトより

 小栗旬主演の刑事ドラマ『BORDER』(テレビ朝日系/木曜21時~)が、裏番組の大作刑事ドラマ『MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~』(TBS系)に、逆転勝利していたことが分かった。

「TBSとWOWOWが2クールにわたり共同制作する『MOZU』は、TBSが今期、最も期待を寄せていた連ドラ。ダブル主演を務める西島秀俊と香川照之のほか、真木よう子、生瀬勝久、伊藤淳史、池松壮亮、長谷川博己、染谷将太と、主役級の大物役者が名を連ねていることからも、その力を入れようは歴然。しかし、初回平均視聴率は13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、イマイチ。さらに、回を追うごとに数字は下がり、第4話でついに『BORDER』に抜かれてしまった」(芸能ライター)

 同日に放送を開始した『MOZU』と『BORDER』。『BORDER』の初回は9.7%と『MOZU』に敗北を喫したが、以降じわじわと数字が上昇。第4話で12.0%まで上がり、逆に10.3%まで落ち込んだ『MOZU』を逆転した。

「『MOZU』が本格ハードボイルドなのに対し、『BORDER』は主人公の刑事が、死者と対話しながら事件を追っていくという、突飛な設定。双方とも視聴者の評判はとてもよく、どちらを見ようかと未だに迷っている人も多いようだ」(同)

 どちらとは選び難いほど、「クオリティーが高い」と評判の両ドラマ。だが、ネット上では「ストレートな刑事ものは食傷気味なので、『BORDER』のほうを見てしまう」「正直、男臭い刑事ものに飽きてしまった」という感想が目につく。

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