トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『花咲舞』が日テレの救世主に?

絶好調の杏主演ドラマ『花咲舞が黙ってない』は、“大コケ続き”日本テレビの救世主となるか!?

hanasaki0410.JPG「花咲舞が黙ってない|日本テレビ」より

 4月30日に放送された池井戸潤原作・杏主演『花咲舞が黙ってない』の第3話が、平均視聴率15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前回の14.7%を上回った。

「今期の民放連ドラ中、15%を超えているのは同作のみ。同じく池井戸氏原作で、すぐ後を追う『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)が、大幅な上昇を見せない限り、独走状態となりそう。『ごちそうさん』(NHK)に続く杏の好調ぶりに、業界内では『今、最も数字を持っている女優』ともっぱらです」(芸能ライター)

 第3話では、舞(杏)と相馬(上川隆也)のコンビが、蒲田支店へ事務応援に行くと、そこには部下が委縮するほど高圧的な態度の支店長・須賀(神保悟志)の姿が。須賀から執拗な嫌がらせを受けながらも、懸命に仕事をする舞。そんな中、舞が処理した伝票に大きなミスが見つかる……というストーリーが展開された。

 ネット上では、「原作とキャラが違いすぎる」という意見や、誰にとっても身近な銀行という題材ゆえに、「銀行の支店長って、こんな人ばかりなの? 信じられない」「銀行で働いてたけど、あんな銀行はありえない」などとフィクションであることを忘れ、不快感を訴える視聴者もちらほらいるようだ。だが一方で、「素直に面白いと感じられるドラマ」「フィクションを割り切って見れば、痛快!」「半沢の二番煎じと言われそうが、面白いもんは面白い」「悪者役の俳優が、本当に意地悪そうな演技をしてくれるから、見ていて楽しい」といった賛辞が多く見受けられ、おおむね好評といっていいだろう。

「キャラクター設定が単純で、どの年代にも分かりやすい脚本が、高視聴率につながった要因のようです。日テレは、久しくドラマでいい結果を残せていない。今期、期待されていた嵐・二宮和也主演『弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』は、早くも1ケタまで下降を見せ、前クールの『明日、ママがいない』も一連の騒動により、スポンサーがCMを自粛。さらに前々クールでも、『ダンダリン』や『東京バンドワゴン』など、全ドラマが大コケ。『花咲舞が黙ってない』は、同局にとって名誉挽回のチャンスといえそうです」(同)

 不調続きの日テレの救世主となりそうな同作。『ごちそうさん』同様、好調なまま完走することができるだろうか?

最終更新:2014/05/01 23:00
ページ上部へ戻る

配給映画