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痴漢に媚薬、企画AVの老舗ブランド「ナチュラルハイ」が創立15周年! 代表のイタカ・スミスリンパウダー氏がレーベルの魅力を語る

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──アイデアを出すだけでもたいへんだと思うのですが、それを月に何本くらいリリースされるのですか?

イタカ レーベルとしては月に12本くらいの新作を出してます。本数としては、SODグループの中でも多い方だと思いますよ。しかも極力外注に出さずに自社で全部作っているんです。

──運営する上で、苦労する点はありますか?

イタカ 売れてヒットを出しても、同じような作品がよそでも出されてしまうところですかね。「図書館で声も出せず~」のシリーズも、どっと売れた時に、周りのメーカーから近いシチュエーションが出たりしました。でも、ブランドとして、だからといって、売上的に強い打撃を受けたとかはないですね。ユーザーの信頼を得ているという実感もありますし、そのあたりは自信をもってやっていますよ。ユーザーさんから「これはナチュのパクリでしょう」と言ってもらえると、嬉しい部分もあったりね。もちろん、真似をされると腹は立ちます。でも、真似されて一流みたいなところもあるんです。作り手にとっては勲章のような部分がね。

──ほかにも近親相姦的な発想で、「川の字で寝ていた姉が我慢できずに漏らす喘ぎ声を聞いて発情しだす妹」シリーズというのがありますね。従兄弟だったり、親戚だったりする男がその家の姉妹と三人くらいで川の字で寝ていて、最初お姉さんとやってしまって、その後、隣で寝ていた妹ともこっそりしてしまうという……男の妄想をリアルに実現させてしまったような作品ですが。

イタカ 「2段ベッドが揺れるほど感じる姉の喘ぎ声を聞いて発情しだす妹」といったシリーズもありますよ(笑)。どちらかというとこの「2段ベッドが~」が売れて、「川の字で~」ができたんです。同じ近親相姦ものでもノリノリで3Pしちゃうとかではなくて、お互い内緒で、こっそりとやる、お姉ちゃんは妹に見つからないように、妹はお姉ちゃんに見つからないようにっていうね。そういうなんか恥じらいを大切にしたところがヒットの原因かなと思っています。オープンにみんなで3Pとかだと行き過ぎたものになっちゃうんですよ。さじ加減がすごく難しいけど、レーベルとして強くこだわっている部分です。

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──こうした企画物は昔と違って、1本の長さも長くなりましたし、女の子のレベルも高くなりましたね。

イタカ みんなスタイルがいいし、かわいい子が増えたなという実感がありますね。昔はピンキリでしたけれど。

──今までとっちん、ガンジャよしの(現ダンディよしの)、そしてイタカ・スミスリンパウダーといった有名な監督を生み出してきたメーカーですが、今後注目の監督など教えてください。

イタカ 最近の新人だと、タナカ・ベーコンはとても見所がありますよ。彼の作品が今回、15周年記念作品にもなっていますが、『宙に浮くほどイキ跳ねる「エビ反りエステ」』が彼の作品で一躍有名になりました。

──見ている人は何歳くらいの人が多いんですか?

イタカ 基本的には若い人から年寄りまでと思って作っていますが、買ってまで見てくれる人は、意外と35から45くらいの年代が多いみたいですね。

──15周年でさまざまな作品が記念としてリリースされます。

イタカ 5月に15周年を迎えるのですが、その記念作品を毎月1本づつ出していこうと思っています。新しいところでは『ナチュラルハイ15周年記念作品被害者15名完全[中出し]スペシャル痴漢総決起集会』という作品をリリースする予定で、この作品は15周年にちなんで被害者15人。通常は3~5人の被害者ですから3倍以上のボリュームです。さらに全員中出しと見どころは満載です。またその中に痴漢したいけどできない人の夢を叶えるというチャプターもあります。ちなみにその痴漢体験したい人を募集したら1週間で200人以上も応募が来て、その反響に驚いています。あと、先ほどの『宙に浮くほどイキ跳ねる「エビ反りエステ」』も6月に15周年バージョンが出ます。

──最後にレーベルとしての今後の展望を教えてください。

イタカ うちはユーザーさんに支えられてきた会社で、ユーザーさんが何を見たいかを考えてやってきた15年。「これはナチュにしかできない」という期待に応えられるような作品を、リスクを恐れず、守りに入らず、今後も攻撃的に作り続けていきたいですね。ぜひ、期待していてください。
(取材・文=名鹿祥史)

最終更新:2014/05/23 12:31
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