トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 元・名物編集長が古巣に愛のムチ!「『フライデー』はなぜ面白くなくなったのか」
週刊誌スクープ大賞

元・名物編集長が古巣に愛のムチ!「『フライデー』はなぜ面白くなくなったのか」

 コメントにある、福島第一原発事故の時の菅直人首相(当時)の場当たり的な行動と一緒にするべきではない。事故の深刻さは同じかもしれないが、放射能事故と今回の事故とでは、一国のトップが果たすべき役割も対応の仕方も違うはずだ。

 日本の政治家だったら、官邸に籠もり「遺憾の意を表する」というコメントを発表するだけで、朴大統領のように素早く現場に行き、怒号渦巻く中に自ら入ることなど出来はしなかったのではないか。

 また、このところ気になっているのは、行きすぎたヘイトスピーチのような本のタイトルが多く出版されていることである。『呆韓論』『悪韓論』(新潮新書)、『「妄想大国」韓国を嗤(わら)う』(PHP研究所)、『日本人が知っておくべき 嘘つき韓国の正体』(小学館)、『韓国人による恥韓論』(扶桑社新書)、祥伝社が出した新書『どの面下げての韓国人』では、朝日新聞に出稿した広告表現に対して、弁護士の神原元氏が「ヘイトスピーチ」に当たるとして朝日新聞に内容証明郵便を送付したそうだ。

 韓国、中国から“先進国”だと思われている日本の出版界が、売れるからという理由だけでヘイトスピーチまがいのタイトルをつけた本や雑誌を山のように出版しているというのは、恥ずかしいことである。

 韓国の新聞は今回の事故を批判し、4月21日付の「中央日報」では、韓国は「『先進国』の名刺をしばらく引っ込めよう」という記事を載せ、日本政府が「内閣危機管理監」の下で自然災害や海難事故に迅速に対応していることを紹介し、自国のことをこう書いているという。

「いくら経済規模が大きくなったといっても、国民の命が保障されない社会を誰が自信を持って先進国だと言えるだろうか」

 この言葉は、今の日本にもそのまま当てはまる。そうであれば、新潮のように「日本人には少し違和感『韓国フェリー沈没』の悲劇」ぐらいが適当なタイトルだと思う。

 その新潮が、楽天ナンバー2の國重惇史副会長(68)が不義を働いていたことを報じている。これが今週の第4位。

「奥さんと2人のお嬢さんがいる國重さんが不倫していたんです」と明かすのは、彼を知る関係者だ。

「相手は6、7年前に知り合った、現在、都内で暮らす43歳の女性。1年前から付き合い始め、彼女と一緒に海外に行き、国内でも一緒にホテルに泊まったりしています」

 その上、不倫相手の森佳美さん(仮名)は専業主婦だからダブル不倫だった。しかし、最近はもめているそうだと、森さんの知人が語っている。

 森さんが國重氏との色恋沙汰を詳しく話しているが、そこで國重氏のDVのようなこともあり、心が離れていったようである。

 新潮の取材に対して國重氏はこううそぶく。

「不倫っていうのは、人によって定義が違うからね。僕が裸で(妻以外の)女性と抱き合っていたからって、それがどうしたのって話じゃない」

 ところが、彼女が提供した証拠写真を突きつけると一転、

「でも、それ以上はやってない。彼女に挿入したってことはない。一度もない」

 結局、取材に対する踏ん張りはどこへやら、4月22日、國重氏はあっさりと楽天のすべての役職を辞任したそうだ。意外に引き際は潔かったようだ。

123456
ページ上部へ戻る

配給映画