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週刊誌スクープ大賞

元・名物編集長が古巣に愛のムチ!「『フライデー』はなぜ面白くなくなったのか」

fryday0428.jpg「フライデー」(5/6号)

今週の注目記事
グランプリ
「安倍首相が握っていたオバマ夫妻の『離婚』情報」
(「週刊現代」5/10、17合併号)

第2位
「ユニクロ『障がい者』社員いじめ・パワハラを告発する!」
(「週刊文春」5/1号)

第3位
「安倍三代と『在日』」
(「週刊ポスト」5/16号)

第4位
「人妻を妊娠させた楽天No.2『國重副会長』愛のメール春夏秋冬」
(「週刊新潮」5/1号)

ワースト記事
「韓国船沈没 300人を見殺しにした朴槿恵の大罪」
(「週刊文春」5/1号)

特別付録
「フライデー」はなぜ面白くなくなったのか

 またまた競馬で勝った話になるが、お許しあれ。「おまえは自分が勝った時にしか書かない」と言われるのも承知の上である。競馬好きの性のようなものだが、負けたことは即刻忘れる、勝ったことはボケても覚えているのだ。

 日曜日(4月27日)の「フローラルS」。迷いに迷った末に、マイネグレヴィルとブエナビスタの妹・サングレアルから馬単で流した。 サングレアルの心配は、まだ2戦しかしていないことと休み明け、馬体が414キロと小さいことなどいろいろあるが、何しろ「王家の血脈」といわれる超良血馬だからだ。競馬は血が走る。

 岩田騎乗のサングレアルは中団から進み、直線に入って追い出しにかかるが前が開かない。岩田のミスである。仕方なく岩田は一呼吸置いて外に出す。ようやく進路が開いたとたん、騎手のヘタさに腹を立てたのだろう、小さな馬の根性が爆発した。楽勝と思われたブランネージュを一完歩ずつ追い詰める。並んだところがゴールだったが、頭差サングレアルが差し切っていた。それも、レコードタイムのおまけ付き。ゴール前、思わず叫んでいた。馬単は4番人気・6番人気で1万3,510円の高配当。これだから競馬はやめられない。

 現代編集長が、競馬が当たらないと「音羽の杜から」で嘆いていたが、俺のところへ来れば教えてあげるのに。

 さて今日は現代、ポストが合併号。現代430円だが、あれれ~ポストは440円だぞ。消費税値上げ後、税抜き表示が多くなり、ちょっと買い物をするとレジで消費税分を上乗せされるから、“うわ~、高け~”と思うことが多くなった。これで個人消費に影響がないなんて、絶対ないと思う。

 だが、衆院鹿児島2区補選も沖縄市長選も自民党候補が勝ってしまった。政治よりも経済重視なのはわかるが、有権者は安倍政権が本当に経済回復できると信じて投票したのだろうか。

 今日の株価は、今の時点で200円超値下がりしている。ウクライナ情勢やアメリカの経済の先行き不透明感もあるのだろうが、安倍自民党の勝利を市場も歓迎していないのだ。

 さて今週はまず、フライデー最新号を論じるところから始めよう。

 現編集長とは、私も一緒に仕事をしたことがある。軟派記事に強いフライデー向きの人間だが、そのいいところが生かされていないことがとても気になるのだ。

 だいぶ前になるが、読売新聞社が出していた「週刊読売」という週刊誌があった。失礼だと思ったが、あるところで「日本一面白くない週刊誌・週刊読売の研究」というのをやったことがある。

 そこで「私にやらせたら3カ月で部数を20万部増やしてみせる」と書いたら、旧知の読売新聞幹部から接触があり、一夕「秘策」を話したことがあるが、残念ながらそれは生かされず、何度かリニューアルしたが休刊してしまった。

 そうならないように、フライデーの今週号を例にとって、私の考えを書いてみたい。

 表紙は小嶋陽菜というコらしいが、なかなか色っぽい。AV嬢か何かだと思ったら、AKB48のビジュアルNo.1なんだそうだ。失礼!

 カラーの2本目に、「巨人の坂本勇人と熱愛中」だと自分のところで報じた体操選手・田中理恵の、元カレとのアツアツ写真が載っている。26歳にもなる田中だから、1つや2つ浮いた話があっても当然だろうが、この写真を見た坂本がなんと思うか? ちと、かわいそうな気もする。

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