『花咲舞』がトップ、テレ朝不調、『続・最後から~』『極悪がんぼ』に賛否……「春ドラマ」初回視聴率ランキング
2014/04/22 23:00
#ドラマ #花咲舞が黙ってない
また、予想外にコケているのが、沢村一樹が主演を務めるコメディタッチの社会派ドラマ『ブラック・プレジデント』(フジテレビ系)。同作は、経営学を学び直すため、大学の社会人学生となったアパレル会社社長(沢村)を中心に、新米講師(黒木メイサ)や生徒たちの葛藤を描く物語。「沢村さんの演技が最高」「脚本が秀逸」と、視聴者の評判はかなりいいようだが、なぜか数字は低迷している。
夜11時台で不調なのが、沢尻エリカが8年ぶりに連ドラ主演を務める『ファースト・クラス』(フジテレビ系)。2012年4月に設立された「土ドラ」枠史上、最も低いスタートとなる初回平均視聴率6.5%を記録してしまった。
同作は、ファッション誌の編集部で働くことになった主人公が、先輩のいじめに遭いながらも成り上がっていく“現代版・裏シンデレラストーリー”。ネット上では、「格付けしあう女性たちが面白い」「編集部員たちの“心の声”が、すごい」「続きが気になる」と話題になっている一方で、「ストレスのたまるドラマ」「怖すぎて、男には見ていられない」「土曜の夜なのに、ブルーになった」という声も。視聴者を選んでしまう作風が、視聴率に結びつかない要因かもしれない。
第2話で大きく数字を落とした作品もあるため、勝負はまだこれからといった印象の4月クール連ドラ。前クールに比べ、全体的に「良作が多い」との呼び声も高いが、27日スタートの『ルーズヴェルト・ゲーム』は、期待通り出し抜くことができるだろうか?
(文=林タモツ)
最終更新:2014/04/22 23:00
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