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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 上島竜兵が現代版・寅さんに!?
『上島ジェーンビヨンド』公開直前座談会

サイテー男・上島竜兵が力説「『上島ジェーン』は、現代の寅さん(のヒドいバージョン)である」

img_1254_large.jpg(C)2014 PONY CANYON INC.

肥後 だって監督が言ってたじゃん。「上島さん損するよ」って。

上島 (笑)。いや、これ本当で。編集作業が終わった後に「これ上島さん損するな~」って。

肥後 主役が損する映画って、あんまりないよね。

上島 今日も念押しされましたよ、監督に。「上島さんすみませんねぇ。絶対損すると思います」って。なんだそれ。

肥後  でも、野呂さんは良かったよ。九十九里ッターズの歌(「波の数だけI need you」)も、オールディーズっぽくていいよね。撮ってて、どのシーンが印象に残ってる?

野呂 そうですね。私は、やっぱり上島さんとのケンカシーンかなぁ。最初の出会いもケンカでしたし……あと本当にすみません、あんまり思い出がないんですよ。

一同 爆笑

野呂 私、言ってもそんなに出てないんで。いや、うれしかったんですよ、出演できて。

上島 さっきのコメント聞いても分かりますよ。見る気もないんです。見たいとも思ってない。

野呂 見たいし、うれしすぎるんですよ、ダチョウさんもマッコイさんも好きですし。ただ撮影中の記憶が本当にないんです。ハイ。

上島 野呂は撮影中、ずっとムッとしてたよ。

肥後 元AKBの野呂さんがセンターやる気満々で来たのに、まさかのセンターじゃなくて、リアルにもめてたよね(笑)。

野呂 ハッハッハ。

肥後 もう完璧に、自分がセンターだと思っていたんだよね。メンバーを見て。

野呂 やっとセンターになれると思ったんですよ。それが……そっか、そうだよなって。テヘ☆って。

肥後 そんなかわいい感じじゃなかったよ。すげぇムッとしてたよ。

上島 最後の最後までもめていたという、そんな野呂も今回の見どころですね。

――上島さん的な見どころは?

上島 俺はやっぱりあれですね。10月後半に撮ったところなんかは、もう寒くてね。最後の、オチのシーンは何回も撮ったからきつかった。ハアハア息上がっちゃったし、頭も痛かったし。

野呂 上島さん、楽しい見どころをお願いします(笑)。

上島 あぁあとね、「しき」ちゃんっていう子が、本当にかわいかった。

野呂 ……「希志(あいの)」さんですよね?

――で、では上島さん、今作の主役として最後はビシッと読者にメッセージをお願いします。

上島 みなさん好き嫌いはあるでしょうけど、本当にバカバカしくてくだらない部分と、すごいかっこいいサーフィンの映像や、サントラ出すくらいいい音楽とのバランスが絶妙です。本当に素晴らしい作品なので、絶対一回見たら、きっと面白いダと……。

肥後・野呂 面白い……「ダ」?
(取材・文=西澤千央)

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●『上島ジェーンビヨンド』
企画・監督/マッコイ斉藤 脚本/藤谷弥生 出演/上島竜兵、肥後克広、大久保佳代子、品川祐、清宮佑美、野呂佳代ほか 製作/ポニーキャニオン 配給/キノフィルムズ
4月26日よりシネマート新宿ほかにてロードショー
<http://www.ponycanyon.co.jp/ueshimajane/>

最終更新:2014/04/23 17:25
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