「AV女優からアイドルになれるかも……」アイドルになりたかったAV女優が見た現実
【オタクに”なるほど”面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
――地下アイドルの“深海”で隙間産業を営む姫乃たまが、ちょっと“耳の痛~い”業界事情をレポートします。
こんにちは、東京都は下北沢の(売れない)地下アイドル、姫乃たまです。
連載第2回目のテーマは、「地下アイドルとAV女優」にスポット当てたいと思います。
私は、地下アイドルの肩書きを持ちながら、アダルト系媒体をメインにライターの仕事もしているので、よく「いずれはAV女優になるのか?」と聞かれます。あまりにもよく聞かれるので、「AV女優になるのではないかという件について」という文章まで、自分のブログで公開したほどです。
アイドルになりたかった女の子たちが、自分の名を売るために始めたグラビアが気づけばイメージビデオになり、AVになり……という話は少し前までよく耳にしましたが、最近では先にAV出演が決まってから、“元アイドル”という肩書きをつけるためにわざわざイメージビデオを撮るなんて話を聞くようになりました。
AV女優たちのアイドルグループが結成されるなど、最近はその垣根が曖昧になりつつもあるようなアイドルとAV女優――そこで、今回はアイドルになりたかったのに最初からAV女優になってしまった女の子のお話をしたいと思います。
AV女優に“なってしまった”と書いたのは、最初から最後まで、当人がAV女優の自分に納得していなかったからです。幼い頃から可愛い物や服が好きだった彼女は、人前で踊ったり歌ったりするのが夢でした。正直、お世辞にも歌がうまいとは言えませんでしたが、絶対音感があるそうで、自分で歌ってて音がずれていくのが気持ち悪いと言っていたのが印象に残っています。
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