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リサーチ会社に制作“丸投げ”で低迷続く『バイキング』のお粗末度

biking0414.jpg『笑いと情報をとりホーダイ!バイキング』フジテレビ

 3月31日にフィナーレを迎えた、フジテレビ系の国民的バラエティ番組『笑っていいとも!』からバトンを受け、今月1日にスタートした『バイキング』がワースト視聴率を更新し続けている。

 初回こそ、4月から同じ時間帯に異動したテレビ朝日系『徹子の部屋』の4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を上回り、昨年あたりから視聴率が好調な日本テレビ系『ヒルナンデス!』に並ぶ6.3%と好調だったものの、2日は5.6%、3日は5.9%、4日は5.2%、7日は4.5%と、ほぼ放送重ねるたびに数字を下げながらMCが一巡。2週目に入った8日、4.4%で放送以来最低を記録した。


「8日の同時間帯の『ヒルナンデス!』は7.0%、TBS系の『ひるおび!』6.7%と好調。『徹子の部屋』は時間帯異動が裏目に出て、同日は3.7%と低迷したが、『徹子』に抜かれる日も近いのでは。『いいとも』の番組終わりの名物コーナー『曜日対抗選手権』を踏襲したのか、初回から日別対抗企画としてカラオケが行われていた。ルールは各曜日の出演者で一人がカラオケを行い採点を出し、その得点で最も高かった曜日の出演者には金一封が送られるというものであったが、早くも7日放送分から企画は消滅してしまった」(フジ関係者)

 同番組は「半径500mの日常をエンターテインメントにする」というコンセプトで放送されているが、局内の扱いは「誰も『いいとも』を超えようとか、『いいとも』以上の番組しようとは考えていないので、実験的に放送しているだけ。だから、早々に打ち切りになっても、局の上層部は誰も傷つかないように、制作・企画は外部の制作会社やリサーチ会社に丸投げしている」(同)というお粗末さだけに、早くも万策尽きたようだ。

「番組冒頭の企画が『Yahoo検索急上昇バイキング』などなんのオリジナリティーもないが、実質的にコーナーを仕切っているのが元フジ社員が経営するリサーチ会社。コンセプトに照らしてそのリサーチ会社から企画を募ったところ、ハイキング、ピクニック、潮干狩り、バーベキュー、ショッピング対決などありきたりの企画や、他番組のパクリばかり。今後、毎日のようにどこかで見たような企画が垂れ流されることになる」(別のフジ関係者)

 ここまで突き抜けたクオリティーの低さだけに、もはや気になるのは、番組の内容よりもいつ打ち切りになるかだけのようだ。

最終更新:2014/04/14 11:38
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