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ジヨン脱退、くすぶるギャラ問題、メンバー高齢化……K-POPアイドル・KARAを取り巻く“末期症状”

kara0411.jpg公式サイトは5人のまま……。

 かねてからの発表通り、K-POPガールズグループKARAからジヨンが脱退した。所属事務所のDSPメディアは、ジヨンの専属契約が終了し、留学のため4月5日に韓国から出国、イギリスのロンドンに向かったと発表している。


「ジヨンの脱退は1月にすでに発表済みでしたので、既定路線ということになりますね。当時、彼女はアイドルグループ超新星のゴニルとの熱愛説がウワサされていたのですが、留学経験のあるゴニルの影響を受けて、グループを脱退し留学するのではないか、とささやかれていました。ですが、本人側から事務所に『新たな契約内容が提示されない場合、延長契約はしない』という旨の通知書が送られたといいますから、やはりギャラの問題が大きかったのでしょうね」(韓流エンタメ誌編集者)

 KARAは、2011年に分裂騒動を起こしている。スンヨン、ニコル、ジヨンの3人が契約解除を求め、所属事務所側と争ったことがある。その理由として、彼女たちは「事務所が望まない芸能活動を無条件で強要し、人格を侮辱した」「所属事務所との信頼喪失が最も心痛である」などと主張したが、実際にはメンバーの親が大幅なギャラアップを望んだというのが真相だといわれている。

「ご存じの通り、ニコルは1月にすでに脱退していますが、やはり本音はギャラに不満があったからでしょう。結局、過去に事務所と揉めたメンバー3人のうち、2人が脱退したわけですから。やはり、当時の火種がくすぶっていたのでは。そう考えると、スンヨンだってどうなるかわからないし、ハラだって後に撤回しましたが、当初は3人と一緒に契約解除を求めていましたからね。グループが空中分解してしまうことだって、あり得るかもしれませんよ」(同)

 ニコルとジヨンの脱退に伴い、新メンバー加入のウワサもあったが、今後は3人組として再スタートを切るという。韓国ではすでに人気の峠を越え、活動の軸足を日本に移しているKARAだが、頼みの日本もK-POPブームが終焉を迎え、さらなる人気アップは厳しい状況。状況を考えれば、ジヨンの脱退は“弱り目にたたり目”というのが、実際のところではないか。

「加えて、年齢の問題もあります。20歳のジヨン、22歳のニコルと年少のメンバーが抜けたおかげで、グループの平均年齢がグッと上がってしまいました。ハラこそまだ23歳ですが、ギュリとスンヨンは今年26歳になりますからね。もうアイドルという年齢ではないでしょう。その上、KARAには歌やダンスのスキルが高いメンバーはいないので、本格的なアーティストを目指すのも厳しい」(同)

 ニコル、ジヨンと、くしの歯が欠けるように、次々とメンバーが脱退するKARA。もはや“末期症状”というしかないだろう。

最終更新:2014/04/12 11:00
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