「将来は文化人タレントに!?」小保方晴子さんに群がる人々……会見“ドタバタ”舞台裏を追う
#小保方晴子
STAP細胞の論文をめぐり、渦中の人となった理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが9日、大阪市内のホテルで会見に臨み、あらためて故意による論文改ざんを否定。「研究者として、STAP細胞の再現実験に今後も関わっていきたい」と、涙ながらに訴えた。会見場には、500名近い報道陣が殺到。その“ドタバタ劇”をお届けする。
午前8時。開場まで4時間以上あるにもかかわらず、会場となった大阪駅前の老舗ホテルの宴会場には、数十名の報道陣の姿が。ここで、すでに事件は起きていたという。
「実は、開場前の記者会見場を、フジテレビの『とくダネ!』が独占で生中継しようとしたんです。ところが、民放他局が『ふざけるな!』と大激怒。すったもんだの末、全局同一条件で中継をすることで、ひとまず落ち着きました」(在京ワイドショースタッフ)
だが、事件はまだまだ続く。12時15分、開場。当初、会見案内には「1社2名まで。カメラは系列で2台まで」と書かれていたのだが、日本中が注目する“リケジョ”の一挙手一投足を追うには、あまりにも規制が厳しすぎる。結果的には「ほとんどの社が、ほぼ無制限で人やカメラを投入することに成功。反対に、会場内は足の踏み場もないほど報道陣が入った。一部民放局のカメラマンが『カメラ台数は、決められた形でやりましょうよ!』と大声で呼びかけたが、誰一人それに従う人はいませんでしたね」(同)。
さらに、こんな輩までもが現場に現れたという。
「実は、小保方さんが将来的に“文化人”になることを見込んで、スカウトしようとする芸能関係者が、ホテル近くで待機していたようなんです。会見の展開によっては今後、小保方さんが理研を辞める可能性もあり、そうなった場合、文化人としての価値が出てくる。マスコミ対応の窓口もやって、ひと儲けしたいという輩がいるようで、ワイドショーのプロデューサーと対策を練っていたそうですよ」(同)
騒ぎの裏側には、必ず“群がる人たち”がいるものだ。
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